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メルマガ名
実感教育メルマガ
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2017年08月19日
 
発行部数
169部
メルマガID
0001613419
形式
PC向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 教育実践 > 教育全般

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          2017年08月19日発行 第 396号
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     ~「できる教師」になるためのポイントをじっくりと ~

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┌――――――――――――――――――――――――――――
|できる教師養成学院 02 常識10 我、他人を敬へば
└――――――――――――――――――――――――――――

「今日は『常識』についての最終講義です」
「よろしくお願いします」

「君は『実語教』というのを知っていますか?」
「聞いたことはあります」

「今日は広辞苑を引かないのですか?」
「昨日、やみくもに引くことがよいことではないと聞きましたので、今日はすぐに引くのはやめておこうかと思いました」

「よい心掛けです。しかし、この場合は引いてみた方がいいです」
「この場合というのはどんな場合でしょうか」

「推測が難しいということです。
 推測や類推ができる場合は、推測や類推をしてから辞書を引いた方が思考力も練られ、辞書を引いた時の印象も強くなります。
 実語教という言葉は、この推測や類推が難しいですし、あまり意味がありません」

「推測や類推が難しいかどうかということはどう見分ければいいですか?」
「それは簡単です。推測や類推ができそうかどうかです。
 実語教と聞いて、何か推測ができますか?」

「実語ですから、真実の言葉でしょうか。真実の言葉の教えという意味ですか?」
「そう類推することに意味がありますか?」

「ん~、あまりないと思います。知りたいのは実語教が何かということですから」
「ですから、そういう場合はすぐに辞書を引いた方がいいわけです」

「何となく分かりました」

畑山先生は広辞苑を引いてみました。

「多くは対句をなす五言句48聯からなる児童教訓書。鎌倉時代成立。1巻。作者不詳。
 勉学の勧めや日常道徳などを仏教語をまじえて説く。江戸時代手習所教科書として使用。とあります」

「子ども向けの教訓の書物です。『山高きが故に貴からず 樹有るを以て貴しと為す』で始まります」
「どこかで聞いたような気もします」

「そうでしょう。驚くべきことは、これが子どもの手習いの教科書だったというところです。
 江戸時代の庶民の教養の高さは尋常ではありません。
 現代では大人の教養書としても十分に学ぶべきところがあります」

そう言って中山院長は1枚のプリントを畑山先生に渡しました。

「その中程のところを読んでみます」
┌---------------------------------------
|われ、たにんをうやまえば、
|たにん、またわれをうやまう。
|おのれがひとのおやをうやまえば、
|ひとまたおのれがおやをうやまう。
|おのれがみをたっせんとほっせば、
|まずたにんをたっせしめよ。
|たにんのうれいをみては、
|すなわちみずからともにうりょうべし。
|たにんのよろこびをきいては、
|すなわちみずからともによろこぶべし。
└---------------------------------------
┌---------------------------------------
|我、他人を敬へば、
|他人亦我を敬ふ。
|己人の親を敬へば、
|人亦己が親を敬ふ。
|己が身を達せんと欲せば、
|先づ他人を達せしめよ。
|他人の愁いを見ては、
|即ち自ら共に患ふべし。
|他人の喜びを聞いては、
|則ち自ら共に悦ぶべし。
└---------------------------------------

「一緒に読んでみましょう」

畑山先生も中山院長とともに声に出して読んでみました。

「どうですか? 読んでみた感想は」
「言葉は難しいのですが、意味はよく分かりました。
 それから、読んでいると、何か背筋が伸びるような、そんな感じがします」

「そうですね。日本人のDNAがそういう気分にさせるのかどうか分かりませんが、読むことによって言葉の意味だけではない何かが呼び覚まされるような、そんな気持ちになります」

「確かにそう言われればそう思います」
「実語教はそんなに長いものではありませんので、後で読んでみてください」

「わかりました」
「ここに書いてあることは、ある意味常識です。
 でも、それをこうした文章で改めて読むとまた違った味わいがあります。
 こういうことを折に触れて思い返すことで、常識が研ぎ澄まされていきます。
 振る舞いの根本を見直すことになります」

「よく分かります」
「実語教と並んで、童子教というものもあります」

畑山先生はさっと広辞苑を引きました」

「稚拙な変体漢文の五言330句から成る児童教訓書。1巻。中世前期の成立で作者不詳。
 インド・中国の故事や格言を引いて、日常作法・勉学・孝行などを説き、仏教帰依を勧める。
 手習所教科書として実語教とともに使用された。寛永(1624~1644)年間より刊行。とあります。
 これも子どもの手習いの教科書だったのですね。しかも教訓書というところも同じです」

「そうです。そしてこれも現代の大人が読んでも勉強になるところがたくさんあります。
 もちろん時代にそぐわないところもありますが、その根本に流れる思潮は十分に参考になるでしょう」

院長はまたプリントを1枚畑山先生に渡しました。

「ちょっと読んでみましょう」

┌---------------------------------------
|ひとゝしてれいなきは  しゅうちゅうまたあやまちあり
|しゅうにまじはりてざうごんせざれ  ことおわらばすみやかにさけよ
|ことにふれてはともにたがへず  げんぎょはなすことをえざれ
|ことばおほきものはしなすくなし  おいたるいぬのともをほゆるごとし
|けだいはしょくをいそぐ  やせたるさるのこのみをむさぼるごとし
|いさむものはかならずあやうきあり  なつのむしのひにいるがごとし
|にぶきものはまたあやまちなし  はるのとりのはやしにあそぶがごとし
|ひとのみゝはかべにつく  かくしてざんげんすることなかれ
|ひとのめはてんにかゝる  かくしてをかしもちゆることなかれ
└---------------------------------------

┌---------------------------------------
|人として礼無きは  衆中又過ち有り
|衆に交はりて雑言せざれ  事畢らば速に避けよ
|事に触れて朋に違へず  言語離すことを得ざれ
|語多き者は品少なし  老いたる狗の友を吠ゆる如し
|懈怠は食を急ぐ  痩せたる猿の菓を貪る如し
|勇む者は必ず危き有り  夏の虫の火に入るが如し
|鈍き者は又過ち無し  春の鳥の林に遊ぶが如し
|人の耳は壁に付く  密して讒言すること勿れ
|人の眼は天に懸る  隠して犯し用ゆること勿れ
└---------------------------------------

畑山先生は中山院長と一緒に声に出して読んでみました。

「いかがですか。こういうことも改めて読んでみると、自分の普段の生活を振り返るよいきっかけになると思います」
「はい」

「それに、この格調高い句を読んでいると、自分がちょっとできる教師になったような気分になりませんか」
「なります」

「そこが大きなポイントです。ちょっとできる教師になったような気分が、さらにそれを続けようとする意欲につながります」
「なるほど」

「ですから、こういう文章の素読を何度も何度も続けるといいのです。素読の効果はそういうところにあります」
「分かりました。家でも読んでみます」

「では、もう一度実語教から読んで、今日の講義を終わりにしましょう」





○○○--------------------------------------------------------------

-編集後記-

「刺されても大丈夫なんですか」
「うん。大丈夫だね」

どうして大丈夫なのか、聞いたのですが忘れてしまいました。

「アシナガバチは刺された時はものすごく痛くてね。
 でも、スズメバチは刺された時はそれほどでもなくて
 後で猛烈に痛くなる」
「そうですか」

おじさんは周りを見渡しながら、
「こういうふうに、草や木が多いところはどうしてもハチが多いからね」
「そうなんですよ」
「管理が大変だね。広いから」
「ほとんど管理できないで、ほったらかしです」
「どれくらいあるの?2000坪くらい?」
「そんなにはないです」

「この古い家壊すったってお金がかかるしね」
「そうなんですよね。以前見積もってもらったことがあって、
 その時は4~500万円くらいだと言われました。」
「今、坪3万5千円くらいするからね」
「お詳しいですね」
「うん、いろいろやって来たからね」

ほとんど、ハチ退治と関係ない世間話です。

(続きます)


                             (山中伸之)

--------------------------------------------------------------○○○


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