黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編

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メルマガ名
黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2018年02月21日
 
発行部数
326部
メルマガID
0001672748
形式
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
カテゴリ
教育・研究 > 高校生向け > 歴史

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    黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編
      Vol.098  H30.02.21

        http://rocky96.blog10.fc2.com/

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こんにちは!黒田裕樹です。
通史でたどる歴史講座の「昭和・戦中編」、今回は「戦時下の朝鮮・台
湾(前編)」です。戦時下の朝鮮半島において、一般的な歴史教科書で
は「太平洋戦争において日本の戦局が悪化すると、数十万人の朝鮮人を
日本本土に強制連行し、鉱山や土木工事現場などで無理やり働かせた」
という記述がみられることが多いようですが、これらは本当のことなの
でしょうか。

(※文章中の「◎」は、教科書において太字などで強調された重要語句
です。文末にもまとめて掲載しています)

「戦時下の朝鮮・台湾(前編)」
http://rocky96.blog10.fc2.com/blog-category-555.html

戦局の悪化に伴い、日本国内は総力戦の様相を呈(てい)するようにな
りましたが、この流れは、当時我が国の領土であった朝鮮半島や台湾に
おいても例外ではありませんでした。

戦時下の朝鮮半島において、一般的な歴史教科書では「太平洋戦争にお
いて日本の戦局が悪化すると、数十万人の朝鮮人を日本本土に強制連行
し、鉱山や土木工事現場などで無理やり働かせた」という記述がみられ
ることが多いようですが、これらは本当のことなのでしょうか。

確かに朝鮮半島や台湾の人々が、日本各地の炭鉱や工場で働いたことは
事実ですが、それらは昭和14(1939)年7月に制定された◎国民
徴用令(こくみんちょうようれい)に基づくものであり、しかも台湾で
は本土と同時に施行(しこう)されたのに対して、朝鮮半島ではしばら
く徴用を免除されていました。その後、戦局の悪化に伴って、昭和19
(1944)年9月から朝鮮の人々にも国民徴用令が適用されましたが
、日本本土への徴用が行われたのは、昭和20(1945)年3月まで
の約7か月間だけでした。

つまり、現代の朝鮮の人々などによって主張されてきた、いわゆる「強
制連行」は、当時の「日本国民全員」が等しく受けていた「徴用による
労働の強制」に過ぎず、しかもその期間は一般的な日本人よりもはるか
に短かったのです。

ちなみに、戦時中に徴用されて我が国に渡航し、戦後の昭和34(19
59)年の時点で日本に残っていた朝鮮人は、当時登録されていた在日
朝鮮人約61万人のうちわずか245人だった事実が国会での質疑の中
で判明しており、しかもその245人は、自分の自由意思によって日本
に留まった者か、あるいは日本生まれであり、日本政府が本人の意志に
反して日本に留めているような朝鮮人は、犯罪者を除いて一人もいなか
ったということが明らかになっています。

朝鮮半島に関する我が国の歴史教科書の記述では、明治43(1910
)年に行われた日韓併合について、その多くが「植民地化された」と書
いているようですが、これは正しい表現とはいえません。

植民地とは、一般的に「ある国からの移住者によって経済的に開発され
、その国の新領土となって本国に従う地域のこと」を意味しますが、こ
れが世界中で行われるようになったのは、いわゆる大航海時代以降に西
欧諸国が海外に乗り出し、アフリカやアメリカ大陸を中心に先住民への
侵略を始めてからでした。

西欧諸国はアフリカやアメリカ、あるいはアジアの各地域の先住民を従
わせて植民地化すると、本国の経済力を高めるために、先住民を奴隷(
どれい)として強制連行したり、白色人種に都合の良い作物ばかりを育
てさせようとしたりしました。

例えば、ブラジルではサトウキビの栽培を広い範囲で行わせたり、スリ
ランカでは紅茶を栽培させたりしましたが、これらの利益のほとんどは
本国が吸い上げ、先住民はそれこそ無給に等しい状態で過酷な労働を強
(し)いられたのです。

なお、このような熱帯・亜熱帯地域の植民地において、奴隷や先住民の
安い労働力を使って、世界市場に向けた単一の特産的農産物を大量に生
産することを「プランテーション」といいます。プランテーションはそ
の国が輸出によって外貨を得るための唯一の手段となりますから、仮に
自然災害などによって農産物が不作になれば、経済が立ち行かなくなる
という大きな問題を抱えています。

では、西欧諸国やアメリカによって行われた、プランテーションや奴隷
制度に代表される一方的な植民地支配に対して、我が国は日韓併合後に
朝鮮半島をどのように統治したのでしょうか。

こういう場合、一番分かりやすいのは国内における総人口の違いを調査
することです。なぜなら、もし我が国が朝鮮半島を植民地化して朝鮮の
人々を強制的に労働させているのであれば、結果として人口が減少する
のが当然だからです。

日韓併合後に我が国が朝鮮半島を統治するために置いた朝鮮総督府が記
録として残した「朝鮮総督府統計年報」によると、併合した明治43(
1910)年の朝鮮の人口は1,312万8,780人でした。一方、
大東亜戦争(=太平洋戦争)末期の昭和19(1944)年では2,5
12万174人です。

わずか35年足らずで、朝鮮半島の人口が倍増しているのです。植民地
化で朝鮮人が被害を受けているのであれば減っていてもおかしくないの
に、逆に2倍になっているのはどういうことなのでしょうか。

では次に、我が国が朝鮮半島に対して搾取(さくしゅ)してきたかどう
かに関する事実を検証してみましょう。植民地化するということは、当
然朝鮮半島の資産を我が国が奪ってきたはずなのですが、併合される直
前の保護国の時代では、当時の費用で1億円(現在の価値で約3兆円)
を我が国が支援しています。

我が国は併合の段階で、朝鮮半島に対してかなりの負担をしていたこと
になりますね。だとすれば、併合後には搾取していたのでしょうか。

事実は全く逆です。我が国が終戦を迎えるまでの35年間の統治におい
て、我が国は朝鮮半島に対して約20億円(現在の価値で約60兆円)
を支援し続けています。この他にも、朝鮮半島への鉄道建設に当時で6
,600万円の巨費をかけるなど、軍事関連を除く民間資産は、GHQ
の調査で53億ドル(現在の価値で約15兆円)にものぼっています。

我が国が朝鮮半島にもたらした資源は、モノばかりではありません。我
が国は併合当時100校に過ぎなかった朝鮮半島の小学校を5,000
校にまで増やしました。また、帝国大学を京城(現在のソウル)に設置
しましたが、これは大阪や名古屋よりも早かったのです。この他にも、
京城医学専門学校をはじめとした各種単科大学を設立し、朝鮮人弁護士
制度もつくりました。

要するに、我が国は毎年のように朝鮮半島に対して多額の資金を投入し
ていましたが、その一方で、本土への予算が十分に行きわたらなかった
ことが、恐慌や飢饉(ききん)が連続して発生したことも重なって、昭
和初期を中心に我が国で不穏(ふおん)な動きが相次いだ遠因になった
とも考えられています。

さて、朝鮮半島で小学校を増やした際に、我が国は李氏朝鮮時代に作ら
れたハングル文字を半島全土へ普及させましたが、同時に広めようとし
た日本語は、朝鮮の人口全体のわずか16%に留まりました。

歴史教科書を中心に「日本語教育の徹底などの『◎皇民化政策』によっ
て、日本は朝鮮人から朝鮮語を奪った」という主張がよくなされている
ようですが、事実は全く逆なのです。

また、同じように「朝鮮人から名前を奪った」とされる、いわゆる「◎
創氏改名」ですが、これも実際には全く逆であって、元々は朝鮮人が日
本名を名乗るのを禁止していたのを、1930年代に「同じ日本人であ
りながら半島の人間が日本名を名乗れないのは差別である」との声が高
まったことで、昭和14(1939)年に導入されたものであり、その
件数は、届け出期間中に全戸数の79%にまで達しています。

しかも、この制度は日本名を強制させるものではなく、当時の朝鮮総督
が「氏の創設は強制ではない」と何度も指示を出しています。また、改
名しなかったからといって差別を受けることもなく、新聞紙上において
朝鮮名の選手の活躍ぶりを称える記事が、創氏改名後の当時の大阪朝日
新聞に掲載されています。

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  今回の重要語句(教科書において太字などで強調されたもの)

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◎国民徴用令
◎皇民化政策
◎創氏改名

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  最後までお読みいただき、有難うございました。
  次回(Vol.099)は2月28日に発行します。
  「戦時下の朝鮮・台湾(後編)」

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黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編

◎発行責任者:黒田裕樹(歴史講演者/大阪府内の公立高校非常勤講師)

◎公式サイト:黒田裕樹の歴史講座
http://rocky96.blog10.fc2.com/
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