診療マル秘裏話

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メルマガ名
診療マル秘裏話
発行周期
日刊
最終発行日
2019年02月19日
 
発行部数
273部
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0000121810
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > 健康・医療 > その他

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メールマガジン最新号

診療マル秘裏話  号外Vol.1416 平成31年2月19日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★












目次
 
1)腸内細菌が腸の免疫を高める仕組の一端を解明
2)がん細胞への攻撃力を高める11種類の腸内細菌














◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆









 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 








 
1】 腸内細菌が腸の免疫を高める仕組の一端を解明










 乳酸菌などの腸内細菌が腸の
免疫を高める仕組の一端を動物
実験で解明したとする研究成果
を、大阪大の竹田潔教授、梅本
英司准教授(免疫学)らのチー
ムが発表しました。論文は、英
科学誌ネイチャー電子版に掲載
されました。


 小腸では、免疫細胞の一種「
マクロファージ」が腸の細胞の
間から突起を伸ばし、腸の表面
にいる病原菌を取り込んで殺す
働きがあります。研究チームは
マウスを使った実験で腸内細菌
が作る乳酸やピルビン酸という
物質とマクロファージが結合す
ると、マクロファージが腸表面
に向かって突起を伸ばすことを
確認しました。

 マウスに乳酸やピルビン酸を
与えた後、人の病原菌でもある
サルモネラ菌を与えた実験では、
40日後に100%生存しました。乳
酸菌とピルビン酸の両方を与え
ないマウスや、マクロファージ
に結合させないようにしたマウ
スの生存率に比べ、2~6倍ほ
ど高いということです。

 長谷耕二・慶応大教授(生化
学)は、「腸内に多く存在する
物質の中から免疫に関わる特定
の物質の働きを突き止めた画期
的な成果だ」と話しています。

 両方の療法を比較検討する。
















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆















2】 がん細胞への攻撃力を高める11種類の腸内細菌














 がん細胞への攻撃力を高める
11種類の腸内細菌を見つけたと、
慶応大の本田賢也教授、田之上
大たけし専任講師(腸内細菌学)
らのチームが発表しました。

 これらの細菌をがん治療薬と
一緒にマウスに投与すると腫瘍
の増殖を大幅に抑えられました。
新たながん治療法につながる可
能性がある成果で、論文が英科
学誌ネイチャーに掲載されまし
た。

 チームは、「CD8T細胞」
という免疫細胞を活性化する11
種類の腸内細菌を、健康な人の
便から見つけました。

 これらの細菌を、昨年ノーベ
ル賞を受賞した本庶佑ほんじょ
たすく・京都大特別教授の発見
から生まれたがん治療薬「免疫
チェックポイント阻害薬」と共
に、皮下に腫瘍を植え付けたマ
ウスに投与しました。その結果、
薬だけで治療したマウスの腫瘍
に比べ、腫瘍の大きさは半分以
下に抑えられたということです。

 投与した腸内細菌が免疫細胞
を活性化させ、治療効果を高め
たとみられます。

 本田教授らは、11種類の腸内
細菌の特許を取得しました。米
国の新興企業が、これらの細菌
を使ったがん治療の臨床試験を
米国内で計画しているという事
です。

 腸内細菌に詳しい大野博司・
理化学研究所チームリーダーの
話「腸内には様々な種類の免疫
細胞が存在し、腸内細菌と相互
作用することが知られている。
今回の成果はその一端を解明し
たものでがん治療での臨床応用
も期待される」

 新興企業の牙城に侵攻する。

















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆














編集後記




 乳酸菌などの腸内細菌が腸の
免疫を高める仕組の一端を動物
実験で解明したとする研究成果
を発表したのは偉大な業績です。
腸は、免疫の最大の臓器と言わ
れながら、腸内細菌が免疫を高
める仕組が解明されたことは、
ありませんでした。 小腸では、
免疫細胞の一種「マクロファー
ジ」が腸の細胞の間から突起を
伸ばし、腸の表面にいる病原菌
を取り込んで殺す働きがある事
が知られています。またマウス
を使った実験で腸内細菌が作る
乳酸やピルビン酸という物質と
マクロファージが結合すると、
マクロファージが腸表面に向か
って突起を伸ばすことを確認し
ているので、このマクロファー
ジは活性化されて、病原性のあ
る細菌を殺す働きが強くなった
と考えられます。それを裏付け
るように、マウスに乳酸やピル
ビン酸を与えた後、人の病原菌
でもあるサルモネラ菌を与えた
実験では、40日後に100%生存し
たということで免疫の力が高ま
ったことが証明されました。
 がん細胞への攻撃力を高める
11種類の腸内細菌を見つけたと
発表されたのは素晴らしい業績
です。上記の発見では、マクロ
ファージ活性化による病原性の
細菌の消滅でしたが、がん細胞
への攻撃力を高める11種類の腸
内細菌は、がん細胞を退治する
という免疫を向上させている事
が分かります。「CD8T細胞」
という免疫細胞を活性化する11
種類の腸内細菌を、健康な人の
便から見つけ、これらの細菌を、
昨年ノーベル賞を受賞した本庶
佑ほんじょたすく・京都大特別
教授の発見から生まれた、がん
治療薬「免疫チェックポイント
阻害薬」と共に、皮下に腫瘍を
植え付けたマウスに投与した所
薬だけで治療したマウスの腫瘍
に比べ、腫瘍の大きさは半分以
下に抑えられたということです
から、投与した腸内細菌が免疫
細胞を活性化させ、治療効果を
高めたと考えるのが自然でしょ
う。この成果を是非、がん治療
での臨床応用に役立てていただ
きたいものです。 面白いのは、
がん治療の進み具合を腫瘍マー
カーではなく、CD8T細胞で
計ったらどうかと言われていた
先生がいらっしゃったことです。

 主要な腫瘍を退治するT細胞。

















************************

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藤田 亨
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