中国で人口第2の都市として急発展を遂げる上海。上海タワーにイメージされるような、大都市を想像しますが、上海の中にも田舎は存在します。無料メルマガ『中国での生活を安全に過ごすために! どうする日本人。』では、中国通の日本人著者が開発ラッシュにさらされる上海の田舎で遭遇した人間味あふれる珍風景を写真で紹介しています。
訪中報告!! 今、上海市嘉定区が熱い
上海市には、16の区がありますが、上海市の北に位置する嘉定(かてい)区が熱い! とのことで嘉定区に事務所を構える中国人の老板(社長)数人を訪れました。
嘉定区について
2000万人を有する上海市の中に位置する嘉定区。以前は江蘇省としての扱いから、現在は上海市に編入されている。現在の嘉定区の人口は、約150万人で自動車関係企業の進出か経済が発展し続けている。
そんな嘉定区にも開発の嵐が吹いている! 古い町並みが消えて行き、高層マンション群が次々と建っていく異様な街の風景…んんん。
ここで今回も、訪中でこんなの見ました編ワースト3を発表します!! (食べました編は次回…)
第3位 読めない
最近は、中国のローカルホテルでもWi-Fiは有りますよね! 今回は節約での訪中のために、100元台中心に宿泊してました。ホテル利用の注意事項の紙に、Wi-Fiが手書きで書いてあったのですが…、読めない!
10回試して諦めました(泣)。
第2位 天井のハンガー
第3位同様のローカルのホテルですが、部屋に入った瞬間に天井から出てきている物にきずき、おっっっ…と思わず声が出てしまった…。
何と!天井からハンガーがぶら下がったまんま!!
洗濯を干したと思いますが、つい先日アメリカへ行った中国人が、ハンガーのかける場所で大きな罰金を支払いましたね! (スプリンクラーにかけて、ホテル中の水がでた…)。
同じです。場所は天井のエアコンなので、非常ベルはならないですが…それより、部屋の掃除で気が付くと思うのですが!!
第1位 過去最高の写真が撮れました! (ニッ!)
上海の嘉定区で食事後に、近くの湖を散歩しました。釣りは禁止。家族連れなどがのどかに散歩。湖のまわりは、乱立するマンション、オフィスビルなど…。
釣りをしている人が何人も! しばらく見ていると、あることに気が付きました! 大きな釣り禁止の標識が!!
おおお、その標識まで利用している人がいる。後ろから…ハイチーズ!!
中国を思わせる最高の1枚でした(笑)。
>>次ページ 上海で感じた、中国企業がさらに伸びるために必要なものとは?
嘉定区で感じたこと!!
いま、申しましたように嘉定区は熱い!! 中国のGDPは下がり始めた、マンション価格もこのような大都会以外は下がり始めた等の報道が多いですが、基本熱い中国人は多く感じます。
工場を作れば物が売れる時代は終わり、人脈があれば物が売れる時代も、間もなく終わると感じてます。
今回の訪中で、常州市へも行きましたが、その時の会話を紹介します!
なんで日本人の営業は、用もないのに客先へ行くのか?
それが営業だと100%思っていましたが、海外から見ると不思議のようです…。
今までの長い中国の経験から、中国での営業のやり方には色々と不信感はありました。そう言えば…思い当たる中国の営業マンについて列挙します。
とりわけ、営業といいながら営業専門の営業はいない
過去訪問した1800人を抱える工場でのこと。
私「営業はいないのですか?」
総経理「営業はいなくても現在のオーダーで十分。これ以上仕事が増えても、既存のお客様に迷惑をかけることになる」
営業なぞいなくても仕事がくるから、営業はいらないパターン。
30名程度の工場でも聞いたことがあります。
私「営業はいないのですか?」
総経理「営業はいなくても現在のオーダーで十分だが、仕事量を増やしたいので増員を考えている。専門的な仕事で、即戦力は難しいので困っている。あなたどうですか? …エッ!
専門過ぎることと、即戦力を欲しがっていて結果増員できなくそのままで、営業がいない状態が永遠に続くパターン。
人脈のある人を営業にすることで、即売上につながるということですね。
中国の営業の話にずれましたが、中国企業がさらに伸びるためには教育と言い続けてきましたが、もう1つ「営業」も重要なファクターですね。
自分をどうプレゼンするか?
会社をどうプレゼンするか?
中国の営業については、この後も考えて行きたいとおもいます!
『中国での生活を安全に過ごすために! どうする日本人。』
中国の日常生活の中で経験したあり得ないことや逆に温かい出来事・交通事故・誘惑等々にどの様に対処してきたか?中国の今がわかるメルマガ。
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