【上海滞在記】開発の嵐が吹く嘉定区で見た、逆にホッとする珍風景

 

嘉定区で感じたこと!!

いま、申しましたように嘉定区は熱い!! 中国のGDPは下がり始めた、マンション価格もこのような大都会以外は下がり始めた等の報道が多いですが、基本熱い中国人は多く感じます。

工場を作れば物が売れる時代は終わり、人脈があれば物が売れる時代も、間もなく終わると感じてます。

今回の訪中で、常州市へも行きましたが、その時の会話を紹介します!

なんで日本人の営業は、用もないのに客先へ行くのか?

それが営業だと100%思っていましたが、海外から見ると不思議のようです…。

今までの長い中国の経験から、中国での営業のやり方には色々と不信感はありました。そう言えば…思い当たる中国の営業マンについて列挙します。

とりわけ、営業といいながら営業専門の営業はいない

過去訪問した1800人を抱える工場でのこと。

「営業はいないのですか?」
総経理「営業はいなくても現在のオーダーで十分。これ以上仕事が増えても、既存のお客様に迷惑をかけることになる」

営業なぞいなくても仕事がくるから、営業はいらないパターン。

30名程度の工場でも聞いたことがあります。

「営業はいないのですか?」
総経理「営業はいなくても現在のオーダーで十分だが、仕事量を増やしたいので増員を考えている。専門的な仕事で、即戦力は難しいので困っている。あなたどうですか? …エッ!

専門過ぎることと、即戦力を欲しがっていて結果増員できなくそのままで、営業がいない状態が永遠に続くパターン。

人脈のある人を営業にすることで、即売上につながるということですね。

中国の営業の話にずれましたが、中国企業がさらに伸びるためには教育と言い続けてきましたが、もう1つ「営業」も重要なファクターですね。

自分をどうプレゼンするか?

会社をどうプレゼンするか?

中国の営業については、この後も考えて行きたいとおもいます!

中国での生活を安全に過ごすために! どうする日本人。
中国の日常生活の中で経験したあり得ないことや逆に温かい出来事・交通事故・誘惑等々にどの様に対処してきたか?中国の今がわかるメルマガ。
<<登録はこちら>>

 

中国は腹の底で日本をどう思っているのか (PHP新書)

print
いま読まれてます

  • 【上海滞在記】開発の嵐が吹く嘉定区で見た、逆にホッとする珍風景
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け