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腸の中から健康になる。漬かりすぎたぬか漬けがする「いい仕事」

毎回日常生活に簡単に取り入れられる健康法などを紹介している無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』。今回は「腸活」をテーマに、日本人が昔から食べている味噌漬けやぬか漬けの効能を解説しています。

腸活に効く食品

ダイエットに美肌にと、腸活に励む女性が増えているそうです。アラサー以降は内面からのケアがとても大切なのは間違いないそうで、腸活といえばやはりヨーグルトのイメージが強いですが、実は日本人にはヨーグルトなどの動物性の乳酸菌よりも植物性の乳酸菌の方が効果的なのだそうです。そこで今回は日本人に最適な植物性乳酸菌を摂取できる食品をご紹介。

ぬか漬けとしょうがで腸からきれいダイエット

植物性乳酸菌といえば、ぬか漬け。きゅうりナスニンジンカブパプリカかぼちゃなど色とりどりの野菜を漬けることができるそう。

実はこれらの野菜をぬか漬けにすると乳酸菌が取れるだけでなく、糠に含まれるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウムや鉄などの豊富な栄養素までが野菜に染み込んでいくらしいです。

ビタミンAはお肌や粘膜の潤いキープに、B群はエネルギー代謝にと美肌とダイエットに非常に効果的

漬けすぎたぬか漬けは、薄くスライスして軽く絞り、おろしショウガと少量の醤油で和えれば Good。ショウガの抗糖化作用や脂肪燃焼効果までも期待できるそうです。

味噌漬け

味噌漬けといえばごぼうくらいしか思いつかないかもしれませんが、味噌漬けでは味噌を生で摂れるため、味噌に含まれる酵母菌が腸内環境を整えるのは言うまでもありませんが、代謝促進に不可欠なビタミンB群も野菜に染み込んでいるので、味噌の持つ抗酸化作用や美白作用なども得ることができるそう。

ごぼう人参ナスなどの野菜の他にも家庭で簡単に作れる豆腐や卵黄などにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

寒天ゼリーの失敗作に意外な効果が

寒天でゼリーを作ろうとして、固まらず失敗した経験はないでしょうか?寒天は加熱時間が長かったり、レモンなどの酸の強いものを大量に加えると固まりにくくなるという特徴があるそうですが、しかしこの失敗作には意外な効果があるらしいです。

「いまさら腸活に寒天?」と思われるかもしれませんが、実は寒天にはこれまで言われていた水溶性食物繊維以外にもアガロオリゴ糖という嬉しい成分が含まれているのだそう。

これは寒天が胃酸で分解されてわずかに作られる成分で、オリゴ糖が腸内の乳酸菌など善玉菌のエサになり増殖を促進するのはご存じかと思いますが、さらにアガロオリゴ糖には紫外線や乾燥によるコラーゲンの破壊を抑制する効果や抗酸化作用まであるのだそうです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 美容と健康ひとくちメモ 【発行周期】 日刊

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