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頑張る人ほど損をする?仕事の速い人が「最初にやめること」が目からウロコ

あなたの会社には慣習としてあるけれど、実は無駄な仕事だったというものはありませんか?「6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」として知られる石川和男さんは自身のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の中で、効率を上げるために必要な無駄な慣習の断捨離について語っています。

仕事が速い人は、まず捨てる! 無駄な慣習に気づく3つの方法

「費用対効果」を考えて、効果が高いなら時間をお金で買う。外注したり、便利なツールを導入したり。こうした選択は、忙しい毎日を助けてくれますよね。

けれど実は、それ以上に劇的に効率が上がる方法があります。

それが「やらないことを決める」という選択です。

時間術や仕事術って、つい「どうやって早くやるか」「どう改善するか」に意識が向きがちです。

でも、そもそも「やる必要がないこと」に気づけたらどうでしょう。

改善も工夫もいりません。やめるだけで、いきなり時間が生まれます。これって、ある意味いちばん費用対効果が高い仕事術だと思います。

昔、私が転職した建設会社で驚いたことがあります。「原価計算報告書」という書類を会計ソフトで出力した後、なぜかその内容をわざわざエクセルに打ち直し、カラーで印刷して、役員に回覧していたんですね。転職したての私は正直「え、なんで二度手間…?」と感じました。

ただ、最初は言い出せる空気でもなくて、黙って見ていました。

半年ほど経って、その業務を担当することになったタイミングで、私は思い切ってやり方を変えました。会計ソフトから出力した書類を、そのまま役員に回覧したんです。内心はドキドキでした。「カラーじゃない」「見にくい」って怒られたらどうしよう、と。でも、1か月、2か月、3か月……待っても、文句を言ってくる役員はゼロ。なんと、1人もいませんでした。

後からわかったのは、以前その会社には、事務員さんが時間を持て余していた時代があって、その時に「時間を埋めるため」に始まった慣習が、何となく残っていただけだったんです。つまりそれは、「やらなくてもいい業務」でした。無駄な作業って、誰かが悪意を持って増やしたものではなく、こうやって“なんとなく”生き残ってしまうことが多いんです。

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しかもこれは会社だけの話ではありません。学校などで行われる身体測定で、2015年に廃止されるまで長く続いていた「無駄な検査項目」があったのをご存じですか。答えは「座高」です。何のために測っているのか、誰も疑問に思わないまま、当然のように続けられていた。こういうことって、実は身の回りにたくさんあります。

現代経営学の父と呼ばれるP・ドラッカーも「必要のない仕事をやめれば生産性が上がる」と説いていますし、ジョブズやザッカーバーグが同じ服を何着も持っていた話も有名ですよね。「服を選ぶ」という小さな決断さえ減らして、大切なことにエネルギーを残す。彼らが特別ストイックというより、「やらない」を設計していたんだと思います。

とはいえ、無駄な慣習って、最初から無駄だとわかっていたら誰もやりません。

無駄だと気づけないから続くし、「みんながやっているから」で固定化する。

だからこそ、無駄を見つけるには、普段の延長線ではない視点が必要になります。

たとえば、転職してきた人の目線。社内の常識にまだ染まりきっていないからこそ、「なぜそれをやっているの?」が自然に出てきます。ただ、転職者本人は反感を恐れて、改善点を自分から言いづらいことも多いです。だからこそ、こちらから「前の職場ではどうしてた?」「何か違いある?」と聞いてみるだけで、思いがけないヒントが出てきますーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2026年3月26日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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