黒田日銀総裁、物価2%へ「より注意が必要」=台風被害の影響議論

2019.10.15
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by 時事通信

海外経済減速の影響などを議論する日銀支店長会議=15日午前、東京・日本橋の日銀本店

海外経済減速の影響などを議論する日銀支店長会議=15日午前、東京・日本橋の日銀本店

 日銀は15日、東京・日本橋の本店で支店長会議を開いた。黒田東彦総裁はあいさつで、米中貿易摩擦など海外経済減速の影響から、2%の物価上昇目標に向けた勢いを損なうリスクについて「より注意が必要な情勢になりつつある」と指摘。先週末に襲った台風19号の被害を受けて「実体経済への影響を把握し、金融機能の維持と資金決済の円滑確保に努める」と述べた。
 長引く米中摩擦や日韓関係の悪化など地政学的リスクが高まる中、会議では、各支店長の報告を踏まえて景気の現状や見通しを点検した。東日本を中心に広がっている台風19号の被害に加え、10月からの消費税増税が実体経済に及ぼす影響についても議論。午後には全国9地域の情勢を分析した「地域経済報告(さくらリポート)」を公表する。(2019/10/15-11:41)

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