中国海軍測量艦が領海侵入 7月以来、7度目―防衛省

2022.09.15
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by 時事通信


屋久島南方海域を航行する中国海軍のシュパン級測量艦=15日(防衛省統合幕僚監部提供)

屋久島南方海域を航行する中国海軍のシュパン級測量艦=15日(防衛省統合幕僚監部提供)

 防衛省は15日、鹿児島県・屋久島の周辺海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦による領海侵入は7月以来で、7度目。日本政府は外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えた。
 同省によると15日午前3時半ごろ、鹿児島県・種子島南東の日本の接続水域内を西進する中国海軍のシュパン級測量艦1隻を、海上自衛隊が発見。午前7時20分ごろに屋久島南方で領海内に侵入したのを、警戒監視していた海自の護衛艦「いなづま」やP1哨戒機が確認した。中国艦は領海内を約3時間半航行し、午前11時前に同県口永良部島西方で領海外に出た。(2022/09/15-14:31)

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