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スタッフ田邉のLA滞在記・2(2012.12.10)

メルマガ著者MTGスタート!

 7月31日、ついに今日からメルマガのライターとの打合せが始まる。初日は平田ミチさんら4名の方との打合せ。 事前に調べた情報と、ライターを紹介していただいたエージェントから聞いた話で、どんな方々なのか想像はしていたが、実際お会いしてみると想像をいい意味で裏切った。どの著者の方も様々なすごいキャリアをお持ちなのに全く鼻にかけていなく、どこか、近所の知り合いと話しているかのようなやわらかい印象があった。

 日本でも様々な分野でご活躍されているメルマガ著者の方々とお会いさせていただいていて、みなさんとても魅力があり、勉強させられることが多いが、今回アメリカで会った方々もまた違った魅力があり刺激が多かった。

 自己表現がとてもうまく話にどんどん引き込まれる方、一見おとなしそうに話をされているが言葉の端端に力強さがある方など、異国アメリカで長年にわたり活躍している方はいろいろな意味で力強さを兼ね揃えているなと感じた。

 翌日以降も、オハイオ在住のコンノナナエさんとスカイプで打合せをしたり、LAでも多くの方と直接お会いさせていただき、あっという間に最初の一週間が終わった。

いつもと違う定例会議

 日本では週1回、東京―京都―佐世保にいるスタッフで定例テレビ会議が行われているが、LAtime8月1日(水)は、その会議の日だった。今回はLAにいる私も含め4者間会議。22時スタートにもかかわらず夕飯を食べ忘れていた私は、後にこれが自分を苦しめることになるとは知りもしなかった…。

 さて、会議はというといつも通り進行しているのだが、時々画面の向こうからスタッフの大笑いの声が届く。どうも通信状態が不安定で、声は届くものの私の画面が止まっているらしい。その止まった画面に映し出されている顔が実に変だというのだ。自分ではどんな画面で止まってしまっているのかわからず、すごく恥ずかしかったのは4か月経った今でも覚えている。

 そんな恥ずかしい思いをしながらも、会議は無事終了。既に深夜1時くらいであったがお腹がすきすぎて眠れそうもない。軽食にサンドウィッチでも食べようかなと思い、ホテルの前の24時間オープンのレストランへと向かった。

アメリカの洗礼!?せっかくのオフを前にした悲劇

 レストランに入り、軽く食べるのによさそうなメニューを物色していると、店員さんに声をかけられた。「今はそのメニューに載っているのはないの。出せるのはこれだけ」と差し出された違うメニュー表には、ステーキしか載っていなかった。「えっ!?」確かにまわりにいるお客さんもステーキを食べている。アメリカ人の胃袋はどうなっているのだろうと思いつつも、お腹はすいていたので仕方なく注文。しばらくして出てきたステーキを見て思わず笑ってしまったが、普段から大食いの私は難なく完食した。しかし真夜中にステーキを食べ、朝を迎えた私の体には異変が。

 今までの人生で一番強烈な「胃もたれ」が襲ってきたのだ。この日は終日いつでもマーライオンになれそうな気分だった。しかし打合せのために来ているのに「体調不良でうまくいきませんでした」なんて報告はあってはならない。何とか、体育会系で培った根性でその日の打合せも終了したが、一向に良くなる気配なし。それどころか腹痛まで襲ってきた。幸いホテルの前には『いっし―のアメリカンライフ』の著者、石原さんが勤務する日系スーパーがあったので、胃薬と大量の水を手に入れることができた。

 その翌日の打ち合わせも無事終えることができたが、結局、胃もたれと腹痛は治まることなく土曜日のオフを迎えることとなる。(つづく)