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早起きは三文の得?春は朝から「美しい三日月」を眺めよう!

1月末は「皆既月食」という一大イベントがありましたが、3月の夜空はどんな天体ショーを見せてくれるのでしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では著者の須田將昭さんが、「北斗七星」「おおぐま座」「しし座」といった春の星座たちを紹介するとともに、この時期早起きしてぜひ見て欲しいという「月と惑星たちのランデブー」の魅力も記しています。

3月のほしぞら案内

今日は、毎月恒例の「ほしぞら案内」です。

3月ともなると、賑やかだった冬の星座が早々に西に傾き始め、春の星座が見やすくなってきます。春は、北斗七星を含むおおぐま座しし座などなかなかかっちょいい星座が多いと感じます。

8月生まれの私は、占星術ではしし座になるので、だからひいき目で、ということではなく、しし座は形の整った星座の一つと思っています。

目印は、クエスチョンマークを裏返しにしたような形の頭部から前足の部分。ここが「鎌」の形をしていることから、「獅子の大鎌」などとも呼ばれて親しまれています。でも見慣れていない方には「鎌の形」というより、「クエスチョンマークの裏返し」といった方が見つけやすいかもしれませんね。

1月末は「皆既月食」という大きなイベントがありましたが、今月はそれほど「派手」な天体ショーはありません。その皆既月食から次の満月になるのが明日2日。早いものですね。月の満ち欠けが一巡りしました。

惑星たちは明け方に東の空に見え始めています。太陽系最大の惑星で、かつ最も明るく見える木星。それに続く赤い火星。今年は7月末に大接近します。その次に続くのが土星です。

水星、金星は地球より太陽に近い側を回っているので、同じ方向に見えることはしばしばありますが、外惑星の火星・木星・土星がだいたい近い方向に見えるというのは意外に少ないものです。

今月は、7日から11日にかけて、朝方ではありますが、満月を過ぎた月が、木星、火星、土星に次々と近づいていきます。もし朝早く起きる機会がありましたら南東から南の方角を見てみてください

17日は新月。20日21日は、西空に細い月が見えます。これは個人的な好みなのですが、三日月が一番美しく見えるのが3月頃のように思います。夕闇迫る時間帯と月の高さのバランスが一番いい感じのように思います。

春になると、黄砂などの影響もあって、冬ほどクリアな空ではないですが、今月もみなさまが素敵な星空と出会いますように。

一等星がキラキラ輝く冬の星空に比べると、春はややぼんやりとするのもあって、ゆるい感じもしますが、それもまた「春」というものを感じます。

真冬に比べたら随分とましですが、まだまだ夜は冷え込みます。星を眺めるときにはくれぐれも防寒対策はしっかりと…。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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