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ボルヴィック販売終了で思い出す、昭和平成の懐かしき缶ジュース

キリンビバレッジが輸入ミネラルウオーター『ボルヴィック』の販売を今年の12月末で終了すると6日に発表しましたが、このニュースに驚いた人は多いのではないでしょうか? これは輸入元であるフランスのソシエテ・デ・ゾー・ド・ボルヴィック社との製造委託契約が満了するためで、近年は販売量も減少していたといいます。お馴染みのあの「青いペットボトル」はもう見られなくなってしまうことになりそうです。

『ボルヴィック』以外にもあった、あの懐かしきドリンクたちは今

今年いっぱいで販売を終了してしまうボルヴィックは、1986年から日本での輸入が始まり(キリンビバレッジは2002年から参加)、日本人に愛されてきたミネラルウォーターだけに、今回のニュースは非常に残念です。

そんなボルヴィックのように、惜しまれつつも、いつの間にか私たちの前から姿を消してしまったジュースやコーヒーなどのドリンク、結構ありますよね。

そこで、今回は60年代から90年代までの、懐かしい飲み物たちの貴重な現物を、編集部gyouza氏の弟である飲料コレクター「harumaki」さんからお借りして、その画像を一挙にご紹介します。すでに販売中止になってしまったものから、まだ販売はされているけど、全く見なくなったオールドデザインのものまで、すべて現物の画像で振り返りたいと思います。

まずはアメリカンなパッケージがかっこいい「日本コカ・コーラ」関係の会社が販売していたドリンクから。 30~50代の皆さんたちの少年心をくすぐっていきます!

第2弾の記事はこちらから!

コカ・コーラ系から販売された、懐かしいドリンクたち

コカ・コーラ社の人気炭酸飲料で、1994年に発売されたのが『スカッシュパンチ』でした。ピンクのカラーが特徴的でしたが、売れ行きが悪く、いつの間にか販売終了してしまいました。意外と美味しかったですけどね。

グレープやオレンジが人気のファンタシリーズですが、実はこれまでに物凄い種類のフレーバーが販売されています。90年代の懐かしいファンタシリーズの缶がこちら!

確かに青りんご、マスカットなんてありましたね。こうやって見ると、やはり色々なファンタがあったことがわかります。今でもたまに期間限定の復刻版として再販されるフレーバーもありますよね。

こちらもコカ・コーラ社の人気飲料『HI-C』シリーズ(1993年発売時の缶)。子供の頃によく飲んでいたという人は多いのではないでしょうか? オレンジとアップルがHI-Cの定番商品でしたが、他にも数種類のフレーバーがありました。下は1991年頃の缶ですね。

80年代にはよく見かけたHI-Cですが、1990年代に入ってからは少しずつ売り場から姿を消していくことに…。果汁入り飲料としては、1999年に『Qoo』が発売されたことで、一部製品を除き販売終了となりました。『HI-C』シリーズも復刻版として期間限定販売されることがあります。

鮮やかな黄色いパッケージが印象的な『メローイエロー』。アラフォー世代には懐かしい柑橘系の炭酸飲料です。

当時のキャッチコピーは「とっても訳せない味」という、よくわからないものでしたが、CMを覚えている人も多いかもしれませんね。メローイエローは2000年に一旦販売が終了されるものの、その後はたびたび復活(自販機限定版のペットボトルあり)。これとは別に1988年頃にはメローレッドという姉妹商品もありました。

シュワシュワしたのどごしがたまらない『アンバサ』。カルピスに対抗する乳性炭酸飲料として生み出されたといいます。これは「カルピスウォーター」の人気にあやかって出した?と思われる『アンバサホワイトウォーター』(1998年)です。アンバサシリーズは、今ではすっかり自動販売機で見かけなくなり、コカ・コーラ社の公式サイトにも掲載されていません。しかし、amazonなど一部のネット通販では購入することができるようです。

懐かしいデザインの250ml缶初代アンバサとファンタフルーツパンチ。どちらもこのデザインで復刻して欲しいですね。

ゼロ、ゼロカフェイン、プラスなど多くの種類があるコカ・コーラですが、その先駆けともいえるのが、『コカ・コーラ ライト』です。アメリカで販売されていたダイエットコークの日本版として、1984年に発売されました。100mlあたり12Kcalという、当時としては低カロリーで大きな話題に。販売終了後はコカ・コーラ ゼロなどに移行していきました。

こんな珍しいものも発売されていました。1993年に登場した『タブクリア』。真っ黒なコカ・コーラとは正反対な無色透明な炭酸飲料。「コカ・コーラがまったく新しい飲料を発売する」というコピーで大々的に発売されるものの、斬新すぎたのか、わずか1年足らずで製造中止に。あまりにも短期間だったため覚えている人は少ないかもしれませんが、伝説的な透明コカ・コーラです。

現在でも不動の人気を誇る缶コーヒーの『ジョージア』。1975年に発売を開始して以来、定番商品として欠かせない缶コーヒーとなっています。無糖や微糖などさまざまな種類がありますが、そのデザインの歴史も色々とありました。皆さんの思い出の中でピンとくるデザイン缶はありますか?

コカ・コーラセントラルジャパンと資本関係にあった輸入食材メーカーの明治屋が、コカ・コーラのルートでも販売していたのが明治屋「My」ブランドのマイコーヒー(左端)。1994年より、ジョージアとの合体ブランドとして「ジョージア・マイコーヒー」として販売していたのが、↑これです。2000年代前半には一部地域をのぞいて姿を消してしまいました。

あった、あった、リターナル瓶。よく飲み終わった瓶をお店に持っていくと10円とか20円とかもらえましたよね。コーラー、ファンタ、スプライト、HI-Cの瓶まで!

そんなスプライトは、こんな瓶や缶もありましたね。ダルマ型の瓶が昭和生まれには懐かしいです。

そんなダルマ型のボトルも、いろいろ種類がありました。アクエリアスの瓶なんて久しぶりにみたけど、よく飲んでましたよね(40代以上限定)。

さて、今回は第1弾として【コカ・コーラ系】ドリンクをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか? まだまだ懐かしのドリンクはありますので、第2弾でコカ・コーラ社以外の商品をたくさんご紹介していきます! お楽しみに!

第2弾の記事はこちらから!

写真提供:harumaki(弟) 情報提供:gyouza(兄)

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