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中小企業は生き残れるのか?飲食業界に広がる「淘汰」と「再編」の大波

3年連続で飲食業の倒産件数は過去最高になっています。その大半が中小・零細企業であるという現実は、「低価格・低コスト前提」のビジネスは、インフレ環境の中で限界を迎えているといえるのかもしれません。外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんは自身のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』の中で、飲食経営のあり方は今後どのように変わっていくのかについて語っています。

今後の飲食経営はどう変わっていくのか?

3年連続で過去最高の倒産件数となる飲食業。今年も引き続き高い水準で推移しています。

そして最近の傾向。それは倒産の大半が中小・零細企業という事。

確かに外部環境は更に変わっています。

・初期投資の大幅上昇

・銀行借入の金利上昇

・仕入れコスト上昇

・人件費上昇

・採用難

などなど。

今までは参入障壁もなく、ゼロ金利でお金も借りやすく、デフレなので安くすれば集客もでき、労務環境も杜撰でいけた時代。

それが一気にインフレの社会になり、そのような事業展開が通用しなくなりました。

となると、今後の飲食経営はどう変わるのか。

この辺りを考えたく思います。

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■更に強くなる大手企業

資本主義ど真ん中のアメリカの飲食を見て感じる事。

それは中途半端な展開は儲けるのが大変で如何に多店舗展開を前提で事業モデルを構築していくかという事。

インフレで景気が良ければ良いのですが、スタグフレーションで実質賃金がマイナスなら、結局低価格の業態が強い現実があります。

しかしデフレではない今の時代に、購買力と物流力がない企業が低価格を維持する事は困難ですよね。

実際私も大手と言われるご支援先だと、安く売っても粗利を得られるためのテスト・実行がとんでもないのを実感しています。

I)仕入先の最適化

購買力を活かしたディスカウント交渉。

川上企業のM&A。

購買力を活かした流通のシンプル化。

ii)製造の最適化

提携工場探し。

自社工場の生産能力の日々見直し。

iii)物流の最適化

最も安く納品できるルート設計。

この辺りを徹底して進めています。

これを見ると中途半端な切り口での低価格勝負を仕掛けてはいけない。そう強く思う訳ですね。

そのため、既に低価格を実現している大手企業が更にポジション的に強くなる。

これを感じています。

新興勢力ももちろんこの仕掛けをしますが、ここ数年残念ながら失敗例が続いていますよね。

社名を出すのは控えますが、

・最初の展開が上手くいく

・メディアにものり一気に展開する

・FC加盟もどんどん増える

・売れなくなってくる

・様々な揉め事が顕在化する

残念ながらあるある過ぎますよね。

今の所共通しているのが2つ。

内部オペレーションが安定化しない中での急展開。

お客様のご満足度を得ることができず、ファンができない展開で自滅するパターン。

市場規模が小さい中での急展開。

ブームは先の需要の先食いでしかない為、ブームの終了と共に売上激減パターン。

日本は各店舗のクオリティが高いため、急展開が難しいところでもあります。

上記を打破すればもちろん勝ち筋はありますが、今の所は、安売りのできる大手企業が引き続き強い状態が続きそう。

そして中小企業は基本的にはーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2026年4月13日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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image by: Shutterstock.com

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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