泉、枝野氏が一騎打ち 合流新党代表選が告示
立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の代表選が7日告示された。国民の泉健太政調会長(46)と立憲の枝野幸男代表(56)の順で立候補を届け出て、一騎打ちの構図が確定した。立憲や無所属の議員の支持を得て優位に立つ枝野氏が、求心力の維持につながる得票を確保できるかが焦点。10日に投開票される。
届け出後、泉氏は記者団に「提案型野党を訴える。新型コロナウイルス対策、消費税を軸とした経済対策を争点にしたい」と表明。枝野氏は「国民のリアルな暮らしを直視し、政権の選択肢となり政治に緊張感を取り戻す」と意気込みを示した。
両氏は午後にそろって記者会見。泉氏は「消費税ゼロ」を主張し、枝野氏は「新自由主義経済からの転換」を訴えた。同時に行われる党名選挙では、泉氏が「民主党」、枝野氏が「立憲民主党」を掲げている。党名は両氏の提案したもの以外にも自由に投票できる。(2020/09/07-13:24)