星空ウォッチング

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かつて発行していた「星空ウォッチング」(2013年12月廃刊)を再び復刊させたいと思います。 海や、山、川…と並ぶ素晴らしい大自然。それは星空です。 その魅力の数々を、毎週1回メールマガジンで配信したいと思います。 星空のウォッチングポイント、新天体情報、天文トピックス、天文エッセイ等 いろいろな情報を、随時発信していきたいと思います。 一緒に、もう一つの大自然と戯れてみましょう!

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メルマガ名
星空ウォッチング
発行周期
週刊
最終発行日
2018年07月15日
 
発行部数
220部
メルマガID
0001650211
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 科学・研究 > 宇宙

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   星空ウォッチング
             2018年 07月 16日 ~ 2018年 07月 22日の星空

★ Vol.811 ★ ---------------------------------------------------------

 星空ウォッチング 第811号をお届けします。

 猛烈に暑い日が続いています。
夜になっても気温が下がらず熱帯夜となり、昼夜問わず体調維持が難しくなって
います。
大変な日々が今後2ヶ月ほど続くことになると思われますが、健康には十分気を
つけたいものです。

■ 観測ガイド ----------------------------------------------------------

 16日(月) 海の日
 20日(金) 上弦の月
      夏の土用入り

■ 注目の天文現象 ------------------------------------------------------

【火星最接近直前】

 7月31日に火星が地球に最接近します。
しかも、今回は、その接近距離が非常に大きな「大接近」となります。
次回以降、少しずつ接近距離が離れていき、2027年に「小接近」となり、再び
大接近となるのは 2035年のこととなります。

 火星最接近( 7月31日)
   日付  地心距離  等級 視直径
  -----------------------------------
   7月11日 0.41 AU -2.5 11.3”
   7月21日 0.39 AU -2.7 11.9”
   7月31日 0.38 AU -2.8 12.2”

今週の火星面
 http://hosi-kissa.cocolog-nifty.com/blog/


●火星について...

 火星は、よくSFの舞台とされる惑星で、天文に特別な興味を持たない方にも
火星の名はよく知られています。
思えば、HGウェルズが描いた たこ型の宇宙人も火星人でした。
このように、何かと注目される火星ですが一体どのような惑星なのでしょうか?

 火星の直径(赤道)は、3397kmで。質量は地球の1割しかありません。
したがって重力も軽く、地球の約38%に過ぎません。
(体重60kgの人が火星に行くと、わずか23kgの軽さになってしまいます)

 火星の自転周期(1日)は、ほぼ地球と同じ24.6時間で、公転周期(1年)は、
1.88年となっています。

 薄い大気を持ち、太陽系の全ての惑星の中で、最も地球に環境のよく似た惑星
とも言えます。

 火星は昔から赤く輝く星として畏敬の目で見られてきました。さそり座の1等
星アンタレスという名は「アンチ・アーレス(火星の敵、もしくは、火星に対抗
するものの意味)」というギリシャ語が詰まったものであるということは有名な
話です。
占星術でも火星は熱情、闘争本能、突然の厄災のシンボルとして扱われています。
なぜ、こうした目で見られるかといえば、おそらく異常なまでに「赤く」見える
惑星であるからだと言えます。
惑星探査機からの映像を目にする私たちは、それが火星表面を覆う土壌のためで
あることを知っていますが、昔の人々の目には不吉な星として映ったのでしょう。

 一方で火星は、近代物理学、天文学を大きく発展させる起爆剤にもなりました。
火星の離心率は 0.09で、惑星の中では水星に次いで大きな値となっています。
このことは夜空での運行を見ても予想外な動きを見せることを意味します。
その謎解きに、ガリレオ、チコ、ケプラー、ニュートン、アインシュタインなど
の著名人が挑戦してきたのです。

 火星に初めて望遠鏡を向けたのは、ガリレオ・ガリレイでした。
以来、多くの人が火星表面に見える模様を観測(スケッチ)してきました。
そんな熱心な観測家の一人にイタリア・ミラノ天文台のスキャパレリがいました。
彼は火星の表面に見える多くの筋状の模様を「カナリ(イタリア語で溝や水路の
意味)」と呼びました。(彼が最初の命名者と一般に思われていますがそれ以前
にもカナリの名を使った観測者がいます)

 スキャパレリと同じ頃、火星観測を熱心に行っていたフランスのフラマリオン
はカナリが本当の水路であると固く信じました。そして、イタリア語のカナリを
英語のカナル(運河)と訳されて世間に広まった原因となったのです。

 この人工運河説はローエルの唱えた説だと思われていますが、実際にはフラマ
リオンが先に伝えていたようです。
 ただ、パーシバル・ローウェルの火星観測は緻密でした。
そのスケッチを見てもいかにも水路が人工的に繋げられているかのような幾何学
的な配置をしていました。
 彼は、火星には生命が宿っており、文明を持ち、極冠の氷が溶けた水を赤道部
も含め火星全土に計画的に配水するためのものであると考えたのです。
(ちなみに、スキャパレリは自然の地形と考えていました)

 ローウェルのこの考えは、1895年に著作「Mars」で発表し、全世界を巻き
込む大変な話題となったのです。
 もちろん今では、運河はおろか火星生命の存在そのものも怪しまれている状況
です。

 1898年、H.G.ウェルズ(英)のSF大作「宇宙戦争」(The War of the
Worlds)が発表され、さらに、それをベースに脚色されマーキュリー劇場の一遍
としてラジオドラマ化され、世の中の人々を驚愕させました。
「これはドラマです」と番組中で語られているにもかかわらず、聴取者の多くは
本当に火星人が侵入してきたと思い込んだのです。

 かくして、タコ型の火星人は宇宙人の代表格として語り継がれることとなった
のです。

 宇宙人はいるか? いつの時代でも、大変興味ある話です。
接近中の火星を観測しながら、いろいろと思いを巡らせてみては如何でしょうか。

■ 今宵の星座 ----------------------------------------------------------

【ヘルクレス座】

     。ι               。τ


                            。χ
                    。ρ


                  ○η
   。θ
          ○π





             ○ε  ○ζ
  。ο  
    。μ



         ○δ

 。102              ○β

                    。γ

                       。κ


         ◎α
    ○    (ラス・アルゲティ)
へびつかいい座α星
(ラス・アルハゲ)
            ヘルクレス座 Hercules (Her)

 ♪星座を結んでみよう(ヘルクレス座)..............................♪

   逆立ちに描かれた巨人ヘルクレスの姿です。
   ヘルクレスの頭はα星。α-β-ζ-η-π-ε-δ-αが頭部と
   胴体になります。棍棒を振り上げた左手はβ-γ-κ。
   右手はδ-μ-ο-102。左足はη-ρ-τ-χ。右足はπ-θ-ι。
   アルファベットのHの並び(π、ε、δ、η、ζ、β)が目印です。
   α星のすぐ傍に、蛇遣い座のα星も輝いており、上記星図にも参考に
   位置を示しておきました。
 ♪................................................................♪

 この星座は、ギリシャ神話のさまざまな場面で登場する勇者ヘルクレスの姿を
かたどる星座で、全天で5番目に大きな星座面積を持っています。

    星座面積1位 うみへび座 
        2位 おとめ座  
        3位 おおぐま座 
        4位 くじら座  
        5位 ヘルクレス座
         :  :   
       86位 矢座    
       87位 小馬座   
       88位 南十字座  

 恒星は宇宙空間に静止しているのではなく、それぞれ固有運動を行っています。
私たちの太陽系も秒速約19kmという速度で、ヘルクレス座ο星の方向に動いてい
ます。この方向を「太陽向点」といいます。(逆に「太陽背点」は鳩座です)

 この星座最大の見所は、北天最大の球状星団M13でしょう。
空の暗いところで、透明度の良い夜であれば、肉眼でもその存在がわかり、双眼
鏡でも十分楽しめます。望遠鏡を使うと周辺が個々の星に分離して見る事ができ
ます。写真写りも良く、素晴しいの一言に尽きます。

        ○η


        ◎M13

              《M13》

                ζ星とη星を結ぶ線上、η星寄り1/3の所。
                種別:球状星団  光度:5.7等
        ○ζ

■ 星雲星団 ■ --------------------------------------------------------

【M13】

 北天最大の球状星団で、迫力のあるその姿は、プロ・アマ問わず大人気の星団
の一つです。
明るく視直径も大きいため、小口径でも十分に楽しめます。
日本では南中するとほぼ天頂付近になるため、大気の影響を受けにくく、シーイ
ングの良い時の見え方は抜群です。
ヘルクレスの胴体を形作るH字のη星とζ星を結ぶ線上(この線分を3等分する
と η星~M13:M13~ζ星=1:2 に内分できる位置)にありますので、探し
出すのも難しくありません。

            。η
     。
            *M13


        。   。ζ



      。
               ヘルクレス座(H字)
             。

  M13
    α=16h 41.7m  δ= +36°28’ 星座:ヘルクレス座
    m=5.7等    dia.=23’    種別:球状星団
    距離=26,000光年

■ 銀河系の星々 --------------------------------------------------------

【ヘルクレス座λ星】

 地球から369光年の距離にあるK型の恒星です。
ウィリアム・ハーシェルが 太陽向点を計算した時は、太陽系は このλ星に向か
っているとされましたが、前述のとおり、現在は ο星の方向に向かっていると
されています。
 λ星は、ヘリウム核融合が始まる前か、既にその時期を終えてしまったのかの
どちらかの状態の恒星であると考えられており、もし後者であれば、近いうちに
現在の12倍以上も明るく輝くようになり、その後ミラ型変光星となるものと予測
されています。

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 星空ウォッチング   (週刊天文情報マガジン)

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                              by Y.Iwaki
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★´ 星空入門 第707号 ━━━━━━━━━━━ 7月18日発行予定 ★

 【今宵の観測ガイド】 火星大接近
              4.オリンポス山とタルシス高地3火山
 【星座神話    】 勇者ヘルクレスの最期
【星雲星団ガイド 】 夏の大三角周辺の星雲星団1
 【彗星観測ガイド 】 C/2017S3 パンスターズ彗星
            21P/ジャコビニ・ジンナー彗星
 【変光星観測ガイド】 ペガスス座S星
 【二重星観測ガイド】 ラス・アルゲティ(ヘルクレス座α星)
 【惑星探査の歴史 】 木星・土星探査機 ボイジャー1号、太陽系外飛翔中
 【周期彗星詳説  】 119P/パーカー・ハートレー彗星

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