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ステマじゃない!メンズバイヤーが激賞するユニクロの秋冬アイテム

10月2日に販売がスタートした「ユニクロandルメール」。過去、さまざまなブランドとコラボレーションを展開してきたユニクロですが、メルマガ『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者で人気メンズバイヤーのMBさんは「ユニクロ史上最高」と激賞、その中から絶対買うべきアイテムを紹介しています。

ファストファッションマストバイ
2015年10月版

お待たせしました! 本メルマガの中でもダントツ人気のコーナー「ファストファッションマストバイ」、2015年10月版です。

ユニクロや無印良品などの中で「これは!」と光るアイテムをPICK UP。着こなし方法を含めて解説・紹介し、「ファストファッションだけでおしゃれになってしまおう!」という企画。

今回は10月2日から発売開始した世紀のコラボ「ユニクロandルメール」のアイテムを大幅に取り入れて解説します!!

今回紹介するものが多いので、急ぎ足で進めます!!

総評:ユニクロandルメール

今回のユニクロandルメールのコラボレーション。「え? 何? 何の話?」という人は下記記事をお読みください。

※参考記事
● 「ユニクロとルメールのコラボ品は「買わなきゃ損する」レベルになる!! H&Mやユニクロが手がけるコラボについて!!
● 「服を着るならこんなふうに(漫画)

かつてユニクロと海外ブランドなら「ジルサンダー」とのコラボレーション、国内は「SCYE」や「ミントデザインズ」などのコラボレーションと、幾つかの話題性の高い企画がありましたが…、間違いなく今回が過去最高でしょう。それは私だけでなく多くの関係者が口を揃えて言っています。

先週、事前情報として展開アイテム25型を紹介・ぶった斬りしましたが、正直ナメていました。サンプルもツテを駆使して数点だけ見ていましたが、実物の製品の方が遥かに良かったです。

…念のため言いますが、私はユニクロと何の繋がりもありません(笑)。ユニクロ側からオファー(MBコラボとか!)があったら超喜ばしいことなので、もしそんなことがあれば真っ先にこのメルマガで報告しますよー!! ユニクロから「宣伝してくれ」とか、逆に他ブランドから「ユニクロをコケおろせ」とか、そんなお話は一切もらってませんのでご安心を。もし現段階でそんなことあったら読者全員に1万円でも配って歩きます(笑)。

さて、そんなニュートラルで自由な立場で語らせてもらうと。今回は意外にもアウターシャツ当たりが多かったですね。ルメールはニットウェアが得意ですし、ユニクロのニットは素材・縫製共に技術力が確立されている。ニットは間違いなく気合の入ったものが来る! と思っていましたが、意外にもニットはそこまでの大HITはありませんでした。

パンツは1型がまだ発売遅れているので、評価しにくいですが、いまのところはイマイチです。

シャツは大方の予想通り、素晴らしいものでした。ここは前回のコラボ「+J」の時も大きく評価されていましたし、ある意味既定路線ですね。

アウターは「ユニクロバレ」する可能性もあるので、いつもは避け気味でしたが…、今回は別! MBが、「取材用」ではなくあくまで「個人着用」として購入した内、なんと計4点がアウターという驚異的なアウター率!!

まさか私、ユニクロのアウターをメインウェポンとしてシーズンに4点も買う時代が来るとは思っていませんでした!!

シンプルなフレンチカジュアルをベースに持つルメールらしく、デザインを削いだ様なアウターが多く、ユニクロバレも無いだろうと判断しました。そもそも「バレても強烈にカッコイイ」ので関係無いですが。生産数もアウターはおそらくそこまで多くないかと思うので、街中でかぶることもそうそう無いでしょう。

とにかくとにかく最高のコレクション。予想では80/100点くらいの感覚で期待していたのですが、蓋を開けたら正直95/100点くらいでした(ニットとパンツが残念でした…)。

というわけでさっそく紹介していきます!ちなみにまだオンライン上で在庫は残っているものが多いので完売前に是非お急ぎくださいー!!

マストバイアイテム合計10点一挙解説

まず今回マストバイの数が10点と通例よりも多いので、コーディネート紹介は後にして、アイテムの解説から進めます。なるべく短めに要点を絞って解説します。今回初心者の方に、もし少し説明不足な点があったらお許しください。Q&Aなど頂ければ回答いたしますので!

▼マストバイ1

ITEM:ウールブレンドショールカラージャケット+E
PRICE:12,900円
MB購入サイズ・色:M・ブラック

ショールカラーのジャケット。ジャケットは今回数型ありましたがこちらがBESTだと断言します。もちろん「ウールカシミヤジャケット」も良かったのですが…。

※参考商品「ウールカシミヤジャケット

比べた時にショールカラーの方が勝利しました。当初「ショールカラーの様な特徴的なディテイールはユニバレする」かなとも思っていたのですが、蓋を開けてみればショールカラーはかなり細め。写真でみるよりもずいぶんラペルが細く、ミニマルなデザイン。この商品を一度見たことがある人でも、コーディネートでパッと見て「あ!ユニクロだ!」とすぐに気が付ける人はそういないでしょう。そのくらいデザイン自体は最小限のものです。

ルメールはテーラーリングの技術が高く、今回ジャケットは大当たり品番があるかもと思っていましたが…。予想通りというか予想以上にジャケットは全て例外なく形が綺麗でした。

デザイナーズブランドの5万円程度のジャケットと比べても見劣りしないほどの形のよさです。まず「着丈」。通常ユニクロなどの量販店がジャケットを作る時、「万人受け」を意識します。するとオジサマたちはスーツのジャケットを着慣れていますから、ついついビジネス用のスーツと同様に、やや着丈を長く設定してしまいがちです。

着丈が長いとジャケットはグッとドレスライクに重厚になります。燕尾服などを想像しても分かる通り、礼服において着丈が長ければ長いほどドレスライクな印象をもたらします。もちろんそれをコーディネートでカジュアルにバランスを取れば良いのですが、あまりにも重厚でドレスライクになってしまうため、なかなかハードルが高くなります。

そこで以前からこのメルマガなどでも提唱している通り、「イージージャケット」などのブルゾン風な短い着丈だったり、カーディガンライクな素材だったりというカジュアル感がわずかにある方がドレスとカジュアルのハイブリッドとなり、合わせやすく使えるものです。

今回のルメールコラボで展開されているものはどれも着丈短め。ブルゾンライクでデニムでもスラックスでも合わせられる、素晴らしいサイズバランスのものが多かったです。腕周りも立体的な作りで、細身になっているため、安物ジャケット特有のおじさんくささ野暮ったさありませんでした。

では何故「ウールカシミヤジャケット」ではなく今回「ウールブレンドショールカラージャケット」に軍配が上がったか?

上述の通りどちらも良いのですが、「ウールカシミヤジャケット」の方は作りがかなりしっかりとしており、あまりにもカッチリとドレスライク過ぎました。もちろんそれで良いのですが…、比較するとこのショールカラーが勝ちます。

このショールカラー、素材感も毛羽立ちが少しあるカジュアルなもの。シンプルでドレスライクなデザインとシルエットですが、実はポケットが左右のスリットかた手を突っ込めるブルゾンポケットだったり胸ポケットを大きく目立つ位置に設置して、ワーク風のカジュアルな印象にしたり。

「ドレスなテーラードを使いやすく程よくカジュアル化」しているので、スラックスでもデニムやスウェットパンツでも馴染む、超万能アイテムになっているのです。

また後述しますが、ショールカラーが細めのため、エリを立てて着用しても違和感がありません。エリを立てると小顔効果も生まれてまた更に魅力倍増。

まさかユニクロがここまで綺麗にバランスをとったジャケットを出すとは。さすがルメールです…。

image by: ユニクロ

 

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さらにつっこんだオススメアイテムなども公開中!
【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』2015/10/4号より一部抜粋

著者/KnowerMag MB
現役メンズファッションバイヤーであり、月間60万PV以上を誇る人気サイトKnowerMag運営者。読んで実践すれば必ずオシャレになれるメルマガは読者急増中!
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