どうしたら好きな相手の本命になれるのか――。そんな恋愛の永遠のテーマに答えを出してくださっているのが今回の『メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾』。著者のヒロNさんが、彼氏のオンリーワンになる方法をレクチャーしています。
女の子は、外見にばかりこだわるけど
今日のテーマ、「男子は、なぜ女の子を好きになるのか?」。考えたこと、ありますか?
え? 男子は、可愛い女の子が好きだから?
え? 男子は、女の子とエッチがしたいから?
いろいろ思い当たること、ありますよねえ。可愛い、きれい、セクシー。男子が、女の子を好きになる理由って、それだけかなあ、と思うのですよ。
もちろん、たいていの男子は、「可愛い子が好き」なんていうし、セクシーグラビアなんか、一生懸命見てるし、やっぱ、それしかないでしょ。と思うヒトも沢山いるとは思いますよ。
でもね、ここから、一歩踏み込んで、男子の特性について理解を深めるっていうのも、恋愛上手、モテ女になるひとつの方法だと思いますよ。
たとえば、可愛い子、スタイルのいい子、セクシーな子だったら、世の中に、いっぱいいますよね。テレビでも、雑誌でも、そんな子は、世の中にあふれています。
それで、男子っていうのは、女の子の感覚から見たら、非常に浮気者ですから「可愛い子なら誰でもいいや!」ってな感じで、きっと、そういう子に、「好きよん!」なんて言われれば、ほいほいついて行っちゃうだろうと、思われます。
まあ、それは、多分、事実ですね。
だから簡単。
可愛いとか、スタイルがいいとか、セクシーとかで、男の子は、好きになるんでしょ? もし、あたしのことを好きじゃないんだったら、それは、あたしの「可愛さが足りないのか」「スタイルがいまいちなのか」「セクシーさがないのか」そんなところだわ。
とにかく、男子は、女の子の外見だけに惚れると思い込んじゃってる。たしかに外見に惚れることは多いけど、外見だけに惚れると思っていたら、それは間違い。
男子は愛がなくてもエッチができる
まあ、それは、当たっていないこともないかもしれません。でもね、女の子と男子は、恋愛の精神構造がちょっと違うと、いうことを踏まえてますか?
男子はね、「エッチしたいなあ」という気持ちと「こいつが好きだ」という気持ちが、女子に較べて、わりと分離できるんです。
だから、「可愛い」「スタイルがいい」「セクシー」とか言う理由だけだと、「この子とエッチしたいなあ」と思っても、「この子と恋愛したい」とは思わない場合もあるんですよ。
それでも男子はエッチができるんです。だから、風俗とかいう仕事が成り立つんです。
知ってました? ここが女の子の恋愛構造と男子の恋愛構造が大きく違う点でお互いが勘違いしてしまう点です。
もちろん、それが一致している場合もあるし、最初は、ただ単に「エッチしたいなあ」と思って近づいてきたとしても、そういう仲になってから、恋愛感情が強くなって、「やっぱ、おれ、こいつしかいない!」というケースもあるから、最初から、男子は「浮気者で、エッチのことしか考えてない」なんていうふうには、思ってほしくないんだけど。
多くの女の子は、普通、「エッチしたい」と「彼が好き!」という感情は、あまり分離してません。中には、割り切れる子もいるかもしれませんけどね。
でもね、男子は、「エッチしたい」と「本当に好き」ということを使い分けられるところがあります。だから、単に、「可愛い」とか「スタイルがいい」とか「エロい」とかいうだけで、グラビアやAVなどをおかずにできる訳で、それは、その子自体が全然「好きじゃなくても」できる訳です。
だから、「エッチしたい」だけなら、可愛いだけ、セクシーなだけでもいい場合が多い。でも、「好き!」「恋愛」ということになると、それだけじゃ惚れない、というケースも多いんですよ。このへんをわかってないと、「エッチはできても」「あたし、さっぱりモテない」ということになりかねない。
女優の井川遥は、OL時代の若い時から美人だったから、モテモテ。言い寄ってくる男がいっぱいいたんだけど、「皆、うわべだけで近寄ってきて、本当にあたしのことを好きになってくれるヒトがいない」と、友達の前で、泣いたことがあったそうです。美人すぎると、そういう悩みも出てくるのかもしれませんね。
本当に愛されるには、「オンリーワン」にならなければならない
もちろん、「可愛い」「スタイルがいい」「セクシー」っていうのは女の子の大事な武器ですよ。それに、男子はふらふらくる。
でもね、本当に、男子を本気にさせたいんだったら、もう一歩二歩、決め手が必要になるんです。
単純に、「可愛い子」「セクシーな子」だけじゃない、アナタだけの魅力で男子をこちらに向かせなければなければなりません。
つまり、男子にとって、あなたは「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」にならなければならない。「オンリーワン」でなければ、「エッチの対象」にはなっても、「恋愛の対象」にはならない、ということにもなりかねないわけです。
で、男子に「このヒトこそ恋人だ」と思わせる決め手はなんでしょうか?
それはね、まず、あなたが「彼を特別扱いすること」がポイントです。
男子は、自分が浮気症なくせに、彼女に対しては、自分だけを愛してほしいと思う、自分勝手な生き物です。やきもちも、女の子よりも強い。
逆に、あなたが、その男子だけを特別扱いすることによって、感激したり、気になって仕方なくなったり、特別に好きになったりするものです。
彼だけに、内緒の話をする。
彼だけのために何かをしてあげる。
彼だけに、微笑みかける。
この「彼だけに」がキーポイント。こういうことが有効なのです。
それから、注意してほしいのは、よく「なんか重いのは嫌だ」とか言って、女の子に仕掛けられるのを嫌うような男子がいて、女の子の方も妙に遠慮してしまって「ごめん、今の重かったよね」とか遠慮するケースがあると思うのですが、そういう男子は、要注意。
そういう男子は、浮気する気充分、あなたに全然恋愛感情を抱いていない危険性すらあります。本当に、その子を愛しているのなら、女の子に頼られたり、ベタベタされたり、特別扱いされることを嫌がったりはしません。むしろ喜ぶはずです。ここは、よく見極めたほうがいい。
と、言っても、好きになってしまったら、仕方ないかもしれませんけどね。
image by: Shutterstock
著者/ヒロN
メイド喫茶元オーナーで、サブカル系恋愛指南として、「女の子の取扱い説明書」という著書を持つ。メルマガではもてない男女に、異性との付き合い方のノウハウを伝授。
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