名作ゲームの世界観を食卓で表現する、勇者の食卓のお時間です。前回はお酒のおつまみとしてバッチリなベホマスライムを作ってくれた嫁ちゃん。最近は若干「ドラクエ酒場」的なメニューになっていますが、果たして今日のお料理は？ ……え!? これお料理なの？
ドラクエ飯は飯だけにあらず
今まで、さまざまなドラクエ飯を作ってきた嫁ちゃん。それらの中には、「お料理」というジャンルを超えて「工作」や「美術」といったレベルの造形をこなした作品も幾つかありました。はたしてお料理とはいったい…。そんな思いを勇者は何度か抱いたことがあります。
さて、今回もそんな造形に凝ったお料理です。いや、今回のは完全に「美術」です。
皿に…絵が。
これまでも「ひんやりスイーツで暑さをバシルーラ！」としてプレートにキャラクターの絵を描いたことがありますが、なんと今回はカラーです。モンスター名は「モッツァレーラ」。手にフォーク、そしてトマトとチーズらしき物体を刺しています。これ、どこまで食えるの？
アップにすると、確かにこれはカプレーゼです。ちょ、ちょっと量が少ないかな…。
隣には、チーズを刺したモンスター「フォンデュ」も登場。お料理は手抜き？だけど、お絵かきは頑張ってますね！
フォンデュとモッツァレーラのコンビ。DQ10では良く見る光景ですね。
ちなみにお味の方は、見た目どおりな感じです。ただ先ほども言いましたが、量が少ない…。ま、見た目！今回はビジュアル勝負ですよね？嫁ちゃん？というわけで、以下会心のレシピをどうぞ。
嫁ちゃんのドラクエメシ
フォンデュ＆モッツァレーラプレート♪
【材料】
らくやきマーカー（赤、青、黄、緑、ピンク、黒）
耐熱皿 2枚
フォーク 2本
モッツァレーラチーズ（フレッシュ）少量
プチトマト 1個
バジル 1枚
オリーブ油 適量
塩胡椒 適量
チーズ（お好みの）
■よくできたところ
ずーーーっと構想していた、お皿アートの作品が出来ましたっ♪
料理とは呼べない代物ですがこれを出されたらちょっとテンション上がる気がしませんか？ 前に作ったアンルシアプレートとは違って、今回の物は使い回しがきくので、素敵アイテムを作れたのではないかなーと思っています！
■苦労したところ
色ぬりです、ムラができちゃいました…。
■失敗したところ
ムラとかヨレとか！ 難しいですね〜。
■改善点
失敗したムラとかヨレとかをなくす方法があれば、そこを直したいですね。もはや料理とは関係なかった！
■自分の評価
思い浮かんでからずっと「作りたい！」って思っていたものが今回作る事ができたので、本当に大満足です♪ ドラクエ好きなら、このお皿が出てきたら絶対ニヤリする事間違いなし！ たまには違うものもフォークに刺してみてもいいかもしれませんね（笑）。
レシピNo.14：ドラクエプレート
1．耐熱皿に「らくやきマーカー」で、それぞれフォンデュとモッツァレーラの絵を描き、オーブンで焼き付けます。この際、フォークと食べ物は描きません。
☆ポイント☆
- カーボン紙を使って写すのが簡単です。
- お皿は縁が高くないものを選ぶと描きやすいかも。
- 主線は筆タイプの方が綺麗に描きやすいと思います。
- 黒で主線を描いたら1度焼き、冷ましてからカラーを塗ってまた焼いて、と2回に分けて作業します。色が混ざらずに描くことができます。
- お皿が出来たら1度洗っておきます（衛生面）。
2．フォークのサイズに合わせ、モッツァレーラチーズ、プチトマト、お好みのチーズをカットします。
3．フォンデュ用にはチーズを、モッツァレーラ用には下からモッツァレーラ、プチトマト、バジルをフォークに刺します。お皿に描いたキャラクターがそれを持っているように、お皿に配置します。
4.モッツァレーラの方には、オリーブ油、塩コショウをふりかけましょう。
これで完成です♪
文／嫁ちゃん＆小暮ひさのり