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お父さんから子供にヒント。余裕で間に合う夏休み「自由研究」テーマ

夏休みもあと2週間を切り、毎年恒例、子供たちが宿題でドタバタし始める時期となりました。中でも先延ばしにすると後で厄介なことになるのが「自由研究」です。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、迷ってしまいがちな自由研究のネタを2つご紹介。お父さんも一緒にちょっとだけお手伝いをして、親子の思い出をひとつ増やしてみませんか?

試してみよう、観察してみよう

8月も半ばを過ぎると、そろそろ気になるのが夏休みの宿題…。コツコツこなす子はいいのですが、最後まで残ってしまうのが、自由研究と読書感想文。そういう人は少なくないのではないでしょうか?あと、絵日記はまとめて描くとか…。

自由研究にしても、読書感想文にしても、「何をするか」「何を読むか」というところを自分で決めないといけない。考えないといけない。それでついつい先延ばしになってしまいがちです。

ということで、子供さんと一緒に自由研究をする親御さんのために(?)、あるいは「大人だからこそやってみよう」という奇特な方(?)のために、自由研究のネタになりそうなことを考えてみましょう。

まず、自由研究を、大きく「実験観察」に分けます。どちらか好きな方をやってみる。

実験」は、テーマを決めたら「予想して、「実験して、「結果」について考察する、という段取りです。

大人でも楽しめるネタとしたら、「メビウスの輪」でしょうか。輪を作るのに、1回ひねりを加えた輪です。3~4cmぐらいの幅の長い紙を1回ひねって端を糊付けします。どこでも良いので適当なところからスタートして線を引いていくと、いつの間にか元の地点に戻っています。表と裏の区別がなくなってしまうのです。

また、線を引いたところ(帯の真ん中)にハサミを入れて切断してみましょう。どうなるでしょうか? もう一つメビウスの輪を作って、帯の3分の1辺りにハサミを入れていったらどうなるでしょうか? これは結構不思議な結果になるので、是非実際に試してみてください。

観察」は、基本的には成長や変化を見ることが多いと思いますが、ここでは簡単なのをご紹介しましょう。

自分の住んでいる町に古い建物があれば一番良いのですが、大理石の中にはしばしば化石が隠れています。百貨店の柱や壁に大理石が使われていたら、それはチャンス。東京日本橋の三越百貨店の壁にはそういう化石が埋まっているという話を聞いたことがあります。

ちなみに京都市役所の本庁舎(河原町御池)にも壁や廊下で化石を見つけることができます

市役所で働いていた頃、庁舎管理業務を担当していて、夏の自由研究で街中の化石探しに来た小学生と何度か一緒に庁舎中を探したことがあります。

1回探したらどこにあるかは知っているのですが「こことここにあるよ」と言ったら自由研究にならないので、「こういう材質の壁にあるよ」というヒントだけあげて、あとは自分で探してもらいます。一つや二つじゃありませんし、色々あって面白いです。

古い駅、役所の建物、百貨店、ホテルなどなど。大理石が使われているところには小さな化石が隠れていますので、ぜひ探してみてください。こんなところに…という感じで化石を見つけたときは、結構ドキドキできますよ。

image by: Shutterstock

 

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