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なぜ、不運なときほど「成功する!」と思い込むと実現するのか?

「私は必ず成功する」と自分にポジティブな宣言をするアファーメーションですが、実はこれ、「素面の精神状態」の際には逆効果、むしろ「弱っている時」こそ有効なんだそうです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者・佐藤しょ~おんさんが、過去の成功者の例や自らの経験から導き出したそんな「法則」を紹介してくださっています。

弱っている時に宣言すると実現してしまう

人生には好不調の波というのが誰にでもあるわけで、調子が良い時にイケイケドンドンになるのは簡単なんですよね。逆に、どうやっても調子に乗れない、上手く行かない、不運が続くということだってあるわけです。

たいていの人はそういう時に、ジッと頭を低くして嵐が通り過ぎるのを待つわけですけど、この時に是非やっておきたいのが、アファーメーションなんです。

アファーメーションってポジティブな宣言だと考えてもらって良いんですけど、これって普段やってもこころに響かないんですよ。

ま、なんだって良いんですけど、これを素面の時にやったらどうなるかというと、「そんなん出来へんって!」ってあなたのこころは反応するわけですよ。これだとやればやるほど逆効果で、「そうならないという未来が強くなってしまうんです。潜在意識ってここが一番難しいんですよね。

ところがね、自分が弱っている時、凹んでいる時、辛い時は潜在意識もそこから逃れようと考えるので、こういう時にアファーメーションをやると効いてしまうんですよ。これ、自分が元気なら潜在意識も力があるので反発するんですけど、辛くて、苦しくて、絶対にここから脱出したいという時には、「それムリやろ!って言えないんですよ、潜在意識だって。ムリってことはこの状態が続くってことですから。それがどうしてもイヤだから、困るから言ってるわけで、このような時にはあなたの顕在意識に反発せずに、「せやな、ここはどうにかせんとアカンよな」って同意してくれるんです。

高度成長期に、ビンボー人がのし上がって一旗揚げる定型的パターンがこれだったんです。あの頃の立身出世物語って、主人公が若い頃ビンボーでスゴく苦労したとか、悔しい思いをしたとか、そういう切ない場面って多いじゃないですか。そういう自分が弱った時に、

って繰り返すシーンって良くありますよね。実はこういうシチュエーションで何度も繰り返していると、潜在意識は否定せずに受け取ってくれちゃうんです。だからこれが実現しちゃうんですね。私は昔から人物史というか、他人の人生を追体験するような本が好きで、成功した人の人生物語を読むのが好きだったんですけど、ある時これに気付いたんですよ。

で、私も若い頃、この辛くて切ない現実から逃れたくて、妄想をすることでしか現実逃避が出来ない時に、「将来はこうなりたいなぁ、ああなったら良いなぁ」ってひたすら言い続けてみたんです。そうしたらそれが数十年経ってほとんど実現したわけです。

ですから、ホントに辛い時にはそれと真逆の世界をひたすらイメージして、自分も将来こうなるのだ、と言い続けるんですよ。

image by: Shutterstock

 

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
著者/佐藤しょ~おん
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て無料で公開。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信する。
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