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違って当たり前。夫婦ゲンカにならない「自由な時間」の使い方

家族の中で、唯一血のつながっていない関係が「夫婦」です。長いこと夫婦でいると顔つきや喋り方まで似てくるとは言われますが、それでも生まれも育ちも違うのが夫婦。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、お互いの違いを認め合うという、ちょっとの思いやりで日々の時間を心地よく過ごす夫婦のあり方を紹介しています。

自由な時間

さて、本日はみんな大好きなもののお話

西日本は梅雨だというのに大して雨が降りません。それどころか結構暑いので、もう夏みたいな気がします(*^ー゜)。

最近の日本の夏は暑すぎるので、家事も仕事も能率が上がりませんよね。いや、パフォーマンスが上がらないのは、効き過ぎているエアコンのせいかな。

ま、たまの休日には、是非

と考えたいですよね。

ところがね(〇_◎)

「ねえ、たまにはお出かけしよう♪

とパートナーに誘いをかけると、

「えー、どこぉ? 家にいたい~

なーんて言われる(T-T)ことがありませんか。

仕事や家事以外の時間、休息やシュミに当てたいわけですが、これをどう使うのか。つまり

が夫婦間でモンダイになってしまうんです。

夫婦で対立しやすい価値観

だと言われています。ここに時間、特に自由な時間の使い方は含まれていませんが、ワタシ的にはこの三つと同じくらい

なんじゃないかと思っています。だってものすごく忙しい日本人にとって、自由な時間はそんなに豊富にあるわけじゃないですからね。しかも、お金や衛生観念などと同じように、時間の使い方って無意識ですからね。

さて、夫婦だけじゃなく、人間の自由な時間の使い方はチョーざっくり

に分けられるんじゃないかと思うんです。

ゴロゴロ派というのは、いわゆるインドアでまったり過ごすのが好きな人たちです。DVDを見たり本を読んだり、ゲームや音楽を楽しんだりするタイプです。

これに対して、アクティブ派はこの真逆、スポーツやウィンドーショッピング、旅行、イベント、コンサートなどドコか家以外の場所に出かけていくのが好きなタイプです。

これはほとんどもう、好みのモンダイですね。子供のころからやってきたことを思い返してみると、自然に答えが解るはずです。あーーー、私はゴロゴロ派ですね。

もうひとつの軸として、

も重要な分け方です。

いわずもがなですが、人のタイプにはひとりで過ごすのが好きな人と誰かとにぎやかに過ごしたい人がいるものです。私はどちらかというと、ひとりで過ごすタイプですね。これまでやってきたシュミなんて、ほとんど全部一人遊び系ですもん(^0^)

さて、これでどうするのか。

このふたつの軸を重ねて、4つの象限に分けます。つまり

…この4つになりますよね。ご自分がどこに当てはまるか解るでしょうか。さらにパートナーがどこに当てはまるかも考えてみてください。

ま、やっぱり一番いいのは、この区分がふたりとも同じタイプでしょう。リラックスの仕方が似ていて、お互いの振る舞いがストレスになりにくいからです。

他方で、これが正反対だとお互いにストレスを感じやすいでしょう。

こういう感じですね。

ここは是非

を解ってください。いつも感じることですが、時間の使い方が自分と違うだけなのにそれを

ことです。相手がそういうタイプなだけで、別に「ツマンナイ」わけでも「図々しい」わけでも「メンドクサイ性格」なわけでもないんですから。ココすごく大事ですよ。

夫婦でとりわけ難しいのは

の場合でしょうね。どんなシュミ、行動が好きなのかにも依りますが、こここそ話し合って折り合うしかない場面だと思います。

さらに、この時間の使い方でモンダイなのは、ひとりになる時間もふたりの時間も

ことにあります。

夫婦なんですから、ふたりでユニットです。繰り返しですが。そのイミで、夫婦になってさえひとりの時間ばかりを優先するのは夫婦になったイミがないでしょう。家庭という空間だけでなく、余暇の時間を共有することで、もとは他人である夫婦が立派なユニットに育っていくのです。

ですが、それでも自分がたったひとりの人間であることに変りはなく、

あるのです。なので、ずっとふたり一緒にいるのはムリがあり、ひとりで過ごす時間を大切にしておいたほうがいいのです。

ちなみに我が家。イナカで自営業。しかも自宅で仕事。もうホントに

んです。でも、お互いに部屋にこもって楽器を弾いたりしているときには、ことさら話しかけないようにしています。このくらいは、ひとりをキープしないとね( ^o^)。

日々の疲れを癒やすために、どんなことをするのか。そんなことも、夫婦で違うもの。違うのだということを前提に、ちょっと譲り合って一緒に過ごしたり独りにしてあげたりしてくださいね。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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