日本テレビ系「スッキリ」で2月5日に特集された「固定電話恐怖症」が日本のネット上で話題になっている。「固定電話恐怖症」とは、その名の通り会社の固定電話に出るのが「怖い」「苦手だ」とストレスを感じてしまうことである。具体的な症状としては、「電話が鳴ると心臓がドキドキする」「体が震えてしまう」など。なかには、電話の相手からのクレームや暴言などから仕事が手につかなくなったという人もいるという。
固定電話恐怖症って。。もっと早くこの言葉出てきてほしかった。。 pic.twitter.com/0ekjDCH7WN
— kinoko (@kinoko78626238) February 5, 2020
なぜ「固定電話恐怖症」が増えているのか?
スッキリの取材では、なんと71%の人が「会社の固定電話を取るのはストレス」と回答していた。「固定電話恐怖症」の人が増えた理由は、メールやラインでの文字情報に慣れている人が増えていること、固定電話がない家庭や、あっても「知らない人からかかってきても出たらダメ」という家庭が増えていることが考えられるだろう。
他にも、「電話対応くらいできるのでは?」と思い込み、十分に研修を行なわない企業があるという点も問題といえそうだ。実際に、「大学の授業での研修経験はあるが、現場で電話対応を教わったことがなく、自信がない」という声もあがっていた。ネット上では、この話題が大きな話題となり、共感を呼んだようで、Twitterのトレンドで上位にランクイン。苦しんでいる多くの人々の声を取り上げてみた。
Twitterの声
テレビで若者の #固定電話 恐怖症の話をしていました。メールやラインで文字情報に慣れすぎ、電話では即座に対応できないそうです。県の青少年課長を務めたのは30年近く前ですが、その頃から異学年異年齢の人と話せない子供が増えて問題化していました。国の末を思うと、国政上も大きな課題です。
— 礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke) February 5, 2020
FF外失礼します
固定電話恐怖症
確かに業務で電話必要なら教育をしっかりする必要ありますね
時代が移れば考え方や生活スタイルも変化するので研修内容も都度更新しないと…と思います
まだ恐怖症までは行かず「苦手」という段階なら先を走ってる先輩達がバックアップ請負ってくれる体制が必要だと思う https://t.co/gE6Nqv2WXK— 高志ひかる (@hikaru_takashi_) February 5, 2020
固定電話恐怖症って、1コール以内に電話取らなかったら怒られ、取ったら知らない相手に突然怒鳴られ、対応間違えたら上司に怒られるの、そりゃ恐怖症にもなるって思うわ
電話が怖いんじゃなくて電話のクソマナーにうるさい会社が怖いのよ— あど (@adoaki) February 5, 2020
でも、固定電話恐怖症だとなんか電話で嫌な思いして怖くなっちゃった人が問題みたいな感じがしてモヤモヤする。電話口で横柄な態度を取る人を固定電話高圧症とか言って欲しいね。
— ちぃ (@chit0se3) February 5, 2020
固定電話恐怖症かあ…正直今も苦手だけど、最初の時緊張しすぎて「おおお、男の人です!!!」って言ったにも関わらず「オッケーそれでいい!取ったのが偉い!次は名字だけ聞き取ってみよ!」と褒めて伸ばしてくれた上司様、貴方のことを忘れません。ありがとうございます。
— 永井(準急) (@sakushiya03) February 5, 2020
固定電話恐怖症とか、まともに電話の研修してあげないからいけないんじゃない。普段固定電話なんて出ない子達だよ、、、。入社前研修の若手同士のロールプレイなんて役に立たないと思うよ。急に電話は慣れ、とか言われて出させられて、企業として相手に迷惑だよ、、#スッキリ
— かわしま (@sn00pyukiko) February 4, 2020
固定電話恐怖症ってスッキリでやってた。若年層は確かに誰からか分からない電話に苦手意識を感じる、私もそうだった。でもベテラン世代も電話取らないよね?自分宛の電話しか出たくない人が圧倒的に多い。回してもらって当然、面倒な用件だと取りついだ人を責めたり。
— 叶花💫 (@kanoka_191222) February 5, 2020
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
source:日本テレビ系「スッキリ」
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