新型コロナウイルスの治療薬として、富士フイルムのグループ会社が開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」が有効となりそうだ。中国科学技術省が17日に開いた記者会見で、新型コロナウイルス感染患者の治療薬として、アビガンの有効性を臨床試験で確認したことを明らかにしたと時事通信が伝えている。重症化を防ぐ治療薬のひとつとして、政府の診療指針に正式に採用する方針だ。アビガンは日本でも先月から患者への投与が始まっている。
アビガンが新型コロナに有効性
新型コロナウイルスをめぐり国内の2つの医療機関が行った臨床研究の結果、富士フイルムのグループ会社が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」、一般名「ファビピラビル」に治療効果が認められた。
NHKによると、湖北省武漢の医療機関が行った患者240人を対象にした臨床研究では、アビガンを投与した場合は熱が下がるまでの平均日数が2.5日で、投与しなかった場合の4.2日よりも短かったとという。また、せきの症状が早い段階で緩和されることもわかった。
一方、広東省深センの医療機関が行った患者80人を対象にした臨床研究では、アビガンを投与した患者ではウイルス検査の結果が陽性から陰性になる日数の中央値が4日だったのに対し、投与しなかった患者では11日だったという。
アビガンの有効成分「ファビピラビル」に関するライセンス契約を富士フイルムと2016年に結んだ中国の製薬大手・浙江海正薬業が、後発医薬品を量産する方針。同社は先月、中国国家薬品監督管理局から認可を取得している。
アビガンの有効性に喜びの声
ここから大きな一歩が踏み出されるかもしれない。富士フイルムのグループ会社が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」に新型コロナウイルス感染患者に対する治療効果が認められた。アビガンは先月から日本でも患者への投与が始まっているため、その効果がさらに伝えられることになるだろう。ネット上でもこのニュースを喜ぶ声が上がっている。
インフル薬「アビガン」有効性確認 新型コロナ治療、後発薬量産へ 中国(時事通信)
新型コロナと
SARSの遺伝子構造は8割いっしょアビガンでSARSウィルスに効いたから新型コロナで効くのは当然なのかもな https://t.co/lCCjjh0y72
— 金子ヨシトモ@映画大好きなマーケター (@tommy_kaneko) March 19, 2020
富士フイルム株がストップ高買い気配-「アビガン」有効と中国当局 https://t.co/1jJgfS3wMj
なんで株上がったんだろうと思ったらアビガンか— そら (@HK_Shuttle) March 19, 2020
英ガーディアンも報道。
中国政府、17日、「ファビピラビル(富士フイルム富山化学、アビガン)」のコロナへの有効性を臨床研究で確認したと発表。すでに医療現場の治療に使うよう推奨し始めた。
中国浙江海正薬業が後発薬を増産へ·····。
https://t.co/BMRMz6k22T— Tomo (@Tomo20309138) March 19, 2020
日本の富山の企業が開発した薬。まだ妊婦さんとかに使えないかもしれないけど。地方も負けてない日本の技術の底力に只々感服。早く終息してほしいと願うばかり。#新型コロナウイルス#パンデミック
アビガンが治療に有効性 中国#Yahooニュースhttps://t.co/C71hytH2Ou
— 素人遊戯@CEO (@office_fusions) March 19, 2020
おー富士フィルムのアビガンがコロナウイルスに有効だったと。いいニュースで日本の名前が出てきてうれしい https://t.co/bQ36zSdngG
— Kanami🇨🇦トロントで親子留学中 (@kanami_tomdom) March 19, 2020
これで、収束すればいーなぁ。
【時事メディカル】インフル薬「アビガン」有効性確認=新型コロナ治療、後発薬量産へ―中国 https://t.co/fSPwi0M5Vk #時事メディカル— モダンガァール女子Vo (@letsmodern) March 19, 2020
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