先日掲載の「NY在住日本人が語る『ファイザー製ワクチン接種後に情報交換してわかったこと』」では、副反応などの知見を紹介してくださった人気ブロガーのりばてぃさん。今回りばてぃさんは『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』で、副反応が強めに出るとされる2回目の接種を終えた自身の身にどのような反応が起きたかを記すとともに、ワクチンを受ける前に準備しておきたい3つのことをレクチャーしています。
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コロナワクチンを受けるために準備しておくこと
(1)2回目の注射は副反応が強いのか?
18日に2回目のファイザーワクチンを接種してきました!!!
お伝えしているように1回目が注射自体とっても痛くて、けっこう腕の筋肉痛のような痛みもあったので、2回目はもっと酷いのでは?と身構えてました。
実際、米国国立研究機関博士研究員で病理専門医の峰先生も最近日本の報道へのインタビューで以下のように回答。
「2回目は副反応が強めに出るということは、論文になったデータなどからもすでに分かっています。1回目で反応が強く出た方は、2回目は休日前日に接種するなど、工夫は必要かもしれないと感じています。」
ご参考:
● mRNAワクチンは「本物の病原体ではなく、設計図」今知っておくべき知識
そう、データでわかっていると。
なので、1回目でそこそこの反応が出たので2回目はさぞかし大変なんではないかとBentOnさんのミールキットを注文し、日持ちするカレーやハンバーグを作って3日間は高熱・頭痛でも生きていける準備をしていました。
で、実際受けてみての翌日。
まったく頭痛も発熱も無し!!だったのです。驚き。
しかもなんだか元気に!?(笑)。
唯一、お腹がゆるいかなぁ程度。でも腹痛ではなく、大腸のあたりが腫れている感覚程度です。
大腸のあたりが腫れている感覚って何なのさ??(笑)って思われるでしょう。
激しい下痢になったときって大腸のあたりが破裂しそうな痛みがあるんですが、それの痛みがなく、軽く腫れてる感覚です。この感覚がわかる人は腹痛で悩んだ過去のある同志ですね!(笑)。
ま、そんなわけで、3日間分の籠城ご飯は普通に美味しく頂きました。でも、念の為静かにしてようってことで、あまり仕事は詰めず、お掃除したりのんびり過ごしました。
今日は2日目ですが注射した部位が軽く筋肉痛っぽいだけです。体は軽いし、やっぱり何だか調子が良いです。
ちなみに友人にこのことを伝えたところ、同じく1回目の方が酷くて2回目はぜんぜん大丈夫だった人、発熱は大したことなかったけど怠さが1週間続いた人、頭痛がすごく酷かった人と様々でした。
あと副反応の話になると、若いほど激しいと言ったりするわけですが(たしかデータでもそうなってたはず)、私より年上でも激しい副反応を経験してる人もいたので、結局のところ「人による」なのかなと思います。
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(2)ワクチン受ける前の準備
せっかくなので、無事にワクチン接種が終わったので、ワクチンを受ける前に準備しておきたいことを総合的にまとめておこうと思います。
- 接種1時間前に16オンス(500ml)の水を飲んでおく
→これは2回目の同様で、接種会場の薬局チェーンのCVSからの連絡メールにも記載されています。服反応を軽減するためだそうです。 - 1回目、2回目問わず接種日、または翌日は重要な要件を入れないようにする
→理想的には仕事などを休みにしておくか万が一のときのために予定を変更できる手筈を取っておくと良いと思います。 - 発熱・頭痛などが酷かった時用にすぐに食べられるものを用意しておく
→ご家族がいる方はご家族分も用意しておくと安心ですし、そうじゃなくても、外出しなくても食べられるものを用意しておくことをお勧めします。インスタントや冷凍のものでもいいですし、最近だとミールキットが豊富なので、栄養を考えて、また、発熱したときでも食べれるようなものを中心に準備しておくと安心です。今回は以前ご紹介した和食のミールキットのBentOnさんから小分けの魚のパックなどを多めに注文しました。
● 米国東海岸に届く『和食ミール・キット』のBentOn(べんとおん)、さばの塩焼き和食御膳 -Kit-編
結果的に体調の変化が無ければ、一部は冷凍保存も可能なので無駄にならないのです。
2週間後には95%は免疫着くということで人の多くない屋外や近所のジョギングはマスク無しで生活できます!引き続き感染予防対策はするけども、ワクチンを受けたことで得られる安心感は半端ないのです。
日本は接種開始したばかりなので予約の不具合など出ているようですが、それはアメリカでも同じでした。
もともとスムーズにいかないアメリカですし、慣れないことは失敗はあるってみんなわかってるし、こんな100年に1度の感染パンデミックなのでお互いに理解を示す傾向もあり、あんまり問題になってませんがそれなりに不具合はあったのです。
時間が経って運用がスムーズになればいまや予約無しでも接種できるところまできましたので、一旦仕組みが整ってしまえば早い傾向にある日本は、そのうちものすごいスピードで接種も進むのではないかと思います。
もう少しですからみなさん頑張りましょう!
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image by: lev radin / Shutterstock.com