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4630万円誤送金、田口翔容疑者に大麻常習疑惑。阿武町移住は自分で栽培するため?同級生から数百万円カツアゲした金の亡者か

山口県阿武町の4630万円を振り込みミス問題で、山口県警は阿武町の田口翔容疑者(24)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。今後、刑事事件として本格的な操作が始まることになるが、容疑者が逮捕されたことで、これまで明らかになってこなかった田口翔容疑者にまつわるさまざまな情報が錯綜しているようだ。

身寄りのない阿武町に移住してきた目的は大麻栽培?

田口容疑者は阿武町のミスによって4月8日に振り込まれた4630万円を、わずか11日間のうちに海外のカジノサイトで全額使い果たしたという。

阿武町は人口約3000人の小さな町で、田口容疑者の地元からは約60kmも離れている。2020年10月に阿武町の「空き家バンク制度」を使って一軒家に引っ越してきた田口容疑者、家賃2万5千円という格安物件だが、縁もゆかりもない限界集落になぜ20代の若者が移住したのか?

5月18日の週刊文春によると、田口容疑者は大麻栽培のために阿武町へ移住してきたとされている。

田口容疑者は仲間と共に大麻を楽しむ「マンチーズ」というグループを結成し、購入先は主にネットで、時折、福岡、広島、大阪に出向き上物の大麻を仕入れていたという。

やがて、大麻を自家栽培する計画が立ち上がり、栽培先に阿武町が選ばれた。移住後、田口容疑者はカムフラージュと大麻栽培の軍資金集めのためにホームセンターで働き始めたと記事では報じている。

ところが、週刊文春によると、昨年8月マンチーズのメンバーが麻薬取締法違反で逮捕されため、逮捕を恐れた他のメンバーは大麻を山奥に埋めて、そのまま息を潜めているとした。

5歳年下の妹との母子家庭で育ったせいか、田口容疑者が金銭に対する執着は並大抵ではなく、小学校の卒業アルバムには「もしもタイムマシンがあったら、ロト6の番号を未来に見に行く」「将来の夢は造幣局職員」などと記している。

また、中学時代には同級生の祖父か祖母が亡くなり、その遺産が現金で家に置いてあったことから、その同級生をカツアゲ。数百万円を持ち出させたとデイリー新潮が報じている。

これらのすべてが真実かどうかは不明だが、仮に報道が事実でギャンブル依存性であるなら、11日間で4630万円を溶かしてしまうのも頷けるかもしれない。

どちらが本当の姿?相反する容疑者の実像

田口容疑者の裏の顔が報じられる一方、女性セブンの記事では誤送金が起こる前まで勤務していたホームセンターの同僚の話として、「勤務態度はいたって真面目で、仕事をもしっかりしていた」との声を紹介している。

高校中退後に働いていた建築会社でも「毎日日当1万円以上稼いでおり、仕事はサボらず、元請けから評判もよくて、頼りにされていた」という情報もある。

田口容疑者が逮捕されたばかりということもあり、メディアの報道も錯綜している。一体どれが本当の田口容疑者の実像なのだろうか。これからさらに深く掘り下げられていくことになりそうだ。

ある日突然、自分の口座の中に身に覚えのない大金が振り込まれるなど、まるでドラマや映画の中の話に思える。しかし、それが現実に起きてしまった。

そこから人生を大逆転できると考えてしまう人も、もしかしたら少なからずいるかもしれない。だが、その選択は明らかに間違いで、現に田口容疑者は逮捕され、名前を晒されることになってしまった。

果たして本当にネットカジノで4630万円すべてをうしなったのだろうか。これから捜査が進む中で、とんでもない真実が明らかになるかもしれない。

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image by : ウィキメディアコモンズ / CC BY-SA 3.0

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