人間は1日6万回思考し8割9割がネガティブなことを考えていると、メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者で経営コンサルタントの菊原智明さんは話します。しかし、悪いことばかりを考える癖がついていては問題です。菊原さん自身も以前は、常に最悪の妄想ばかりをしていたそうです。そこからどうやって変われたのか? 実践した行動を紹介します。
あなたの中のBGMを最適化して自動的に結果を出す
仕事をしていて「あの件が心配だなぁ」
無意識にネガティブなことを考えてしまう。
人は1日に6万回思考する。
そもそも生き残った人類は心配性。
とにかく脳は24時間動いている。
私はこのことを“生きる上でのBGM”と呼んでいる。
BGMとは“背景に流す音楽”のこと。
にぎやかなお店はアップテンポのBGMを流す。
逆に落ち着いた雰囲気のお店は“
お店の雰囲気に合わせてBGMを最適化しないと「
自分の中に常に流れているBGMがある。
過去の私は常に“悪いBGM”を流していたものだ。
・今月も契約ゼロだったらどうしよう
・あの件がクレームに発展するのでは…
・来年はクビかな
などなど。こういった悪い妄想ばかり考えていた。
この時、さらに追い打ちをかけていた。何気なく“
・ネガティブなニュース
・悪い噂話
・物事をマイナスにとらえる
などなど。悪いインプットをすれば、悪いアウトプットになる。
だから無意識に「〇〇になったらどうしよう…」
ネガティブなBGMのバリエーションはいろいろある。
さらには「どうせろくな人生にならない」
過去、現在、未来のすべてがネガティブに思えた。
これを徐々に修正していった。
軽いネガティブ思考の人なら「ポジティブな言葉を意識しよう」
しかし、私は筋金入りのネガティブ思考。そう簡単には治らない。
まず取り組んだのは“言葉ではなく行動で示す”ということ。
この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ
まずは“朝5分早く起きる”といったことからはじめた。
5分でも早起きすると「多少なりとも早く起きられた」
5分の習慣化ができたら10分。10分を20分。
30分早起きできるようになると「なんかいいことが起きるかも」
それから会社に一番に出社するように。
そこにいるだけで「なんかやれる気がする」といった気分になる。
さらには“営業レターを3通出す”といったことを習慣化した。
営業レターを出すことで「今日もさっそくいいことをしたぞ」
朝30分の早起き
↓
1番に出社
↓
営業レターを3通出す
私の場合、思考だけでなく“行動+思考”
この工夫によって“悪いBGM→いいBGM”に変化していった。
これが長く続くときもある。時には1日中、
もちろんネガティブに戻ることもある。
・会議でネガティブな話を聞かされる
・クレームが発生
・お客様から断りが入る
などなど。こういったときは一気に悪いBGMに代わってしまう。
このころからいいことを考える時間が増えてきた。
あなたのバックグラウンドに悪い妄想が流れていないだろうか?
【今日の課題】
・あなたの中のBGMを最適化する
・行動+思考で変えていく
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