華やかに「饗宴の儀」=英皇太子ら外国賓客招き-皇居・即位の礼

2019.10.23
0
by 時事通信

「饗宴の儀」に臨まれる天皇陛下=22日午後、皇居・宮殿「豊明殿」(代表撮影)

「饗宴の儀」に臨まれる天皇陛下=22日午後、皇居・宮殿「豊明殿」(代表撮影)

 天皇陛下の即位を祝う「饗宴の儀」が22日夜、皇居・宮殿で行われ、天皇、皇后両陛下や皇族方が華やかな正装姿で招待客と会食された。この日は英国のチャールズ皇太子をはじめ、即位礼正殿の儀に参列した外国賓客ら約250人が出席した。
 天皇陛下は大勲位菊花章頸飾(けいしょく)などの勲章を着けたえんび服姿、皇后さまはティアラと勲章を着けた白のロングドレス姿で臨んだ。宮殿に到着した両陛下は、安倍晋三首相ら三権の長や、続々と到着した外国元首らと「竹の間」であいさつした。


「饗宴の儀」に臨まれる皇后さま=22日午後、皇居・宮殿「豊明殿」(代表撮影)

「饗宴の儀」に臨まれる皇后さま=22日午後、皇居・宮殿「豊明殿」(代表撮影)

 招待客らは続いて、この日正殿の儀が行われた「松の間」で高御座や御帳台を興味深げに見学。その後「春秋の間」で皇族方とグラスを片手に歓談し、宮内庁楽部による伝統舞楽「太平楽(たいへいらく)」を鑑賞した。
 祝宴は午後9時ごろから宮殿の「豊明殿」で始まった。両陛下の隣には、招待客の中でも在位期間が長いブルネイのボルキア国王とスウェーデンのグスタフ国王がそれぞれ着席。山海の幸を生かした和食が振る舞われ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。


皇居・宮殿「豊明殿」で行われた「饗宴の儀」=22日午後(代表撮影)

皇居・宮殿「豊明殿」で行われた「饗宴の儀」=22日午後(代表撮影)

 饗宴の儀は25、29、31日にも行われる。(2019/10/23-00:45)

print

人気のオススメ記事