野村、罰金・利益没収110億円 英子会社元幹部が不正―伊裁判所

2019.11.09
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by 時事通信

 野村ホールディングスは9日、英国子会社の元幹部らがイタリアの大手銀行の不正会計に関与したことが問われた裁判で、同国のミラノ刑事裁判所から345万ユーロ(約4億円)の罰金と8800万ユーロ(約106億円)の利益を没収する判決が英子会社に言い渡されたと発表した。
 野村によると、英子会社ノムラ・インターナショナルの元役員と元職員が、伊大手行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナと2009年に行った取引で不正会計や相場操縦に関与したとして有罪判決を受け、法人のノムラにも罰金刑などが科されたという。(2019/11/09-15:38)

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