衆院選へ与野党本腰 通常国会、延長せず閉幕

2021.06.16
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by 時事通信


第204通常国会が閉幕し、衆院本会議場を後にする議員たち=16日午後、国会内

第204通常国会が閉幕し、衆院本会議場を後にする議員たち=16日午後、国会内

  • 自民党女性局宣伝カー納車式で記念撮影に応じる自民党の二階俊博幹事長(左から2人目)、野田聖子幹事長代行(左端)ら=16日午後、東京・永田町の同党本部

 第204通常国会は16日、150日間の会期を終え閉幕した。新型コロナウイルスの感染状況が政局の行方を左右する状況は変わらず、野党は切れ目ない対策を主張し会期延長を要求したが、与党は応じなかった。焦点は7月4日投開票の東京都議選と、9月にも行われる衆院解散・総選挙に移り、与野党は準備を本格化。首相は、政権の浮沈が懸かるコロナ対策に全力を挙げる。
 感染収束の鍵を握るワクチン接種について、首相は10~11月完了を目指して作業を加速させる。16日、首相官邸で関係閣僚と協議した後、記者団に「地域ごとにしっかり対策を行い、ワクチン接種を進め、感染防止に努めていきたい」と語った。(2021/06/16-20:24)

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