百貨店大手、3社が営業赤字 コロナ再拡大で来客減―8月中間

2021.10.14
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by 時事通信


高島屋新宿店=3月、東京都渋谷区

高島屋新宿店=3月、東京都渋谷区

 大手百貨店4社の2021年8月中間決算が14日、出そろった。売上高に相当する営業収益は、新型コロナウイルス感染症の流行で臨時休業に追い込まれた前年から各社とも回復。しかし、感染再拡大や度重なる緊急事態宣言の発出に伴う客足の低迷により、3社が営業赤字から抜け出せなかった。
 高島屋は20億円の赤字。当初は黒字転換を見込んでいたが、7月以降の感染急拡大で失速した。さらにコロナ禍の長期化を見込み、通期の営業利益予想も130億円から60億円に下方修正。14日に電話会議方式で記者会見した村田善郎社長は、緊急宣言が全面解除された今月1日以降の売り上げについて「回復基調だが、消費が活性化し始めた実感は薄い」と述べ、厳しい認識を示した。
 そごう・西武と松屋も、それぞれ49億円、18億円の赤字。唯一、大丸松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングは36億円の黒字を確保した。ただ、不動産開発などが底上げした形で、百貨店事業は依然として赤字だ。(2021/10/14-19:05)

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