サービス業参入時のルール合意 外国企業の許認可透明に―WTO有志

2021.12.03
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by 時事通信

 経済産業省は3日、世界貿易機関(WTO)加盟国のうち日本や米国、中国など有志の67カ国・地域が、自国で外国企業がサービス業を展開する際の許認可手続き透明化に向けたルールに合意したと発表した。小売りや運輸、建設などの業種で外国企業の参入ハードルが下がり、投資の活性化につながると期待される。
 スイス・ジュネーブで2日に開かれた大使級会合で合意した。67カ国・地域は世界のサービス分野の貿易で9割以上を占める巨大市場圏。萩生田光一経産相は3日の閣議後記者会見で「国際的なビジネス環境の改善が期待される」と歓迎した。(2021/12/03-17:29)

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