名護市長選、投票始まる 辺野古、知事選に影響

2022.01.23
0
by 時事通信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設の是非が争点となった同県名護市長選は23日午前7時から投票が始まり、午後8時に締め切られ即日開票される。移設反対派の元市議で新人の岸本洋平氏(49)=立民、共産、れいわ、社民推薦=と、推進派が推す現職の渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=の一騎打ち。選挙結果は移設工事のほか、夏の参院選や秋の県知事選に影響しそうだ。
 同市長選で移設問題が争点になったのは今回が7度目で、2018年の辺野古沿岸部への土砂投入開始後は初めて。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大する中での異例の選挙戦となった。
 有権者数は4万9959人。午前11時現在の中間投票率は6.34%で、前回を2.47ポイント下回っている。2万755人が期日前投票を行った。(2022/01/23-11:37)

print

人気のオススメ記事