米軍無人機、鹿屋に配備検討 中国の監視強化

2022.01.27
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by 時事通信

 日米両政府が米軍の無人偵察機「MQ9」を海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)に一時展開させる検討をしていることが分かった。南西諸島などで軍事活動を活発化させる中国の監視強化が目的。防衛省九州防衛局の幹部が27日、鹿屋市を訪れ、計画について説明した。
 自衛隊基地に米軍の無人機が配備されれば初めて。九州防衛局の遠藤敦志企画部長は市への説明後、記者団に「(鹿屋基地は)中国の活動が活発化している南西の領域にアクセスしやすい」と指摘。展開期間や機数、機体の整備・運用に当たる米兵の規模などは未定とした。今後、日米で現地調査を行いたい考えという。(2022/01/27-19:59)

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