女性2人、初入閣9人 平均年齢1歳アップ―第2次岸田改造内閣

2022.08.10
0
by 時事通信




 第2次岸田改造内閣の閣僚19人のうち、女性は2人、初入閣は9人だった。昨年10月に岸田政権が発足した時と比べ、女性は1減、初入閣は4減。首相を含む平均年齢は62.7歳で、発足時点(61.8歳)を約1歳上回った。
 女性閣僚は文部科学相と経済安全保障担当相。「女性活躍」を看板の一つに掲げた第2次安倍改造内閣で2014年9月の発足時に女性が5人入ったが、その後は1~3人が多い。
 初入閣組は岸田政権スタート時で13人、菅内閣で5人だった。今回、それ以外の内訳は留任5人、再入閣5人。民間からの登用はなかった。
 最年長は78歳の農林水産相。最年少は41歳の氏で、少子化担当相に抜てきされた。
 自民党の派閥別では、最大派閥の安倍派と第3派閥の麻生派が各4人。2番手の茂木派と4番手の岸田派が各3人で続き、第4派閥で並ぶ二階派が2人だった。無派閥も2人。森山派からの起用はなかった。公明党は1人。
 衆院の当選回数別に見ると、最多は首相と同じ10回の財務相、国土交通相、防衛相の3人。最少は外相の1回。ただ、林氏は参院議員を5期務めており、同氏を除くと4回の小倉氏が最も少ない。
 参院議員の入閣は野村氏と地方創生担当相の2人だった。(2022/08/10-20:35)

print

人気のオススメ記事