ヤクルトの村上、史上最年少で三冠王 日本選手最多の56本塁打―プロ野球

2022.10.03
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by 時事通信


7回、56号のソロ本塁打を放ったヤクルトの村上=3日、神宮

7回、56号のソロ本塁打を放ったヤクルトの村上=3日、神宮

  • 【図解】プロ野球の三冠王

 プロ野球セ・リーグは3日、神宮球場でヤクルト―DeNA戦1試合が行われてレギュラーシーズンの全日程が終了し、ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が打率、本塁打、打点のいずれもリーグ首位となる三冠王に決まった。2004年の松中信彦(ダイエー)以来18年ぶりで、史上8人目。22歳での三冠王は、1982年に28歳で達成した落合博満(ロッテ)を抜く最年少。セでは86年のランディ・バース(阪神)以来、36年ぶりの快挙となった。
 村上は七回の第4打席で、王貞治(巨人)を抜く歴代2位、日本選手単独最多の56号本塁打を放ち、三冠王の偉業に花を添えた。今季は打率3割1分8厘、56本塁打、134打点の好成績だった。 

 

 ◇村上宗隆の略歴
 村上 宗隆(むらかみ・むねたか)熊本・九州学院高からドラフト1位で18年にヤクルト入団。同年に初打席で本塁打を放った。2年目の19年は36本をマーク。21年には39本で本塁打王となり、リーグ優勝と日本シリーズ制覇に貢献。同年リーグ史上最年少の21歳で最優秀選手に選ばれた。今季はプロ野球新の5打席連続本塁打を達成。21年東京五輪代表。188センチ、97キロ。右投げ左打ち。22歳。熊本県出身。(2022/10/03-21:31)

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