JAM、ベア要求9000円 8年ぶり引き上げ―23年春闘方針案

2022.12.05
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by 時事通信

 機械、金属産業の中小企業の労働組合を中心に構成する「ものづくり産業労働組合(JAM)」は5日、2023年春闘の要求方針案を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求基準を8年ぶりに引き上げ、月9000円に設定。円安などによる物価高が生活を圧迫しているとして、賃上げに物価高の反映を求める。
 来年1月の中央委員会で正式決定する。
 ベア要求は10年連続。要求基準は、16年春闘以降続けてきた月6000円の1.5倍で、15年春闘と並び過去最高。
 JAMの安河内賢弘会長は5日の記者会見で、「9000円にどれだけ近づけられるかにこだわって結果を出していきたい」と強調した。(2022/12/05-11:58)

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