大手銀5社、純利益21%減 3社は増益―4~12月期

2023.02.02
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by 時事通信

 三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行5グループの2022年4~12月期連結決算が2日、出そろった。純利益の合計は、前年同期比21.3%減の1兆9218億円だった。三菱UFJが海外子会社売却に伴う多額の評価損計上で67.9%の大幅な減益となった一方、三井住友フィナンシャルグループ(FG)など3社は増益だった。
 三菱UFJは、米子会社MUFGユニオンバンクの売却に伴い、同社が保有する債券の評価損を計上。純利益が9900億円近く減る影響が出た。りそなホールディングスの純利益は2.2%減だった。一方、三井住友FGは国内外の堅調な資金需要を受けて22.6%増、みずほフィナンシャルグループも13.5%増。三井住友トラスト・ホールディングスも2.7%の増益を確保した。(2023/02/02-19:58)

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