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【豆知識】帰省中の電車でサクッと読める、美と健康に関する7つの話

健康になりたい、美しくなりたい…気がつけば家の中が本だらけになっていませんか? 無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』の7つのコラムには、そんなあなたが知りたい健康と美に関する知識がコンパクトにまとめられています。もう時間をムダにするのはやめにして、空いた時間にサクッと読んでしまいましょう!

血管の若返りを図る

血管が老化する原因は、活性酸素による動脈硬化(血管の錆び)と運動不足だそうです。血管の老化を予防して、若返りを図るための3つのポイントは、

  1. 1日1食は具沢山の味噌汁に魚と野菜を中心とした一汁三菜の伝統的な日本食を食べる
  2. 活性酸素の働きを抑え、血管の錆を予防する働きを持っている、ビタミンCビタミンEβカロテンなどを摂る
  3. 血管は「縦に伸ばすと軟らかくなる」という性質を持っているので、1日1回、簡単なストレッチをする

ストレッチで血管が軟らかくなって、血流が良くなると、血管の壁から「プロスタサイクリン」という血液をサラサラにする成分が放出されるそうです。また、小さい下着をつけたり、ウエストを締め付ける洋服をきると「交感神経優位」で血流の悪い状態になるのでNGだそうです。

信号機のイロに気をつけよう

食べ物の見栄えを良くするために、様々な食品に合成着色料が使われているそうですが、日本では主にタール系といわれる色素が使用されているそうです。

過剰に摂り過ぎると外界の刺激に対して過敏になることもあるそうで、食品を買うときには、赤色○号青色○号黄色○号、という表記があるかどうか、気を配ることが大切なのだそうです。特に、朝は毎日ハムサンドとか、ベーコンエッグが欠かせないという食生活の人は、気を付けた方がいいそうです。

基本的には、無着色食品がいいそうですが、もし着色料が使用されているのなら、植物系色素の使用されているものを選び、常日頃から抗酸化食品(ビタミンC・Eなどを多く含む食品)を多く摂取することを心がけて、日本茶(カテキン)やゴマ(ゴマリグナン)を愛飲・愛食するようにするといいそうですよ。

植物性は ビタミンCや銅と一緒に…

お肉やお魚など、動物性食品にふくまれる鉄分は、ひじきや小松菜、ゴマなどの植物性食品に比べて4~7倍も、身体への鉄分の吸収力がいいそうです。

肉はしつこくて苦手という人、癖のあるレバーがどうしても食べられないという人も、赤身の魚の刺身や貝の汁ものなど、魚介類を上手に取り入れて、できるだけ動物性食品から鉄を補給するといいかもしれません。

また、植物性の鉄分でも、上手に吸収できる方法があるそうで、それはビタミンCまたは銅と一緒に摂ること。

ビタミンCは、ブロッコリーやピーマン、銅は、大豆や、海のカキなどに多く含まれていますので、これらの食材と、ひじきや小松菜をうまく組み合わせて、鉄分を効率よく摂るようにしてみてくださいね。

カラダの化学工場

肝臓の細胞は、カラダを構成しているタンパク質が、分解・合成を繰り返す際に発生する人体に有害なアンモニアを尿素に変えて、血液中に送り出し、腎臓から尿として排泄したり、薬に含まれる有害物質を無害な物質に変化させる機能を備えていて、代謝、解毒、胆汁の分泌を担う、カラダの化学工場なのだそうです。

タンパク質を構成しているアミノ酸はタウリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、アラニンなどが肝臓の機能をサポートするといわれ、これらのアミノ酸を多く含む貝類やたこ、いか、レバー、牛肉、乳製品、卵、大豆製品などから低脂肪のものを選び、代謝をサポートするビタミン肝臓の機能を助けるミネラルを野菜、海藻からしっかり摂るように心がけることが大切なのだそうです。

食性にあった伝統食を…

カラダの調整をしている「ホルモン」の語源をご存知ですか? ホルモンは、「刺激するもの」、「呼び覚ます」という意味をもつギリシャ語で、眠っているからだを目覚めさせ、成長や代謝を促すという意味をもち、あらゆる臓器や器官に働きかけて調整する化学物質なのだそうです。

ホルモンバランスの乱れは偏った栄養や不規則な食事習慣などが積み重なって起こるので、基本的には人の食性に合ったものが良く、これは、日本人が昔から食べていた伝統食、米と豆の組み合わせ、ごはんに納豆などの大豆加工食品をベースに季節の野菜を盛り込んだ味噌汁、こうした食べ物で三大栄養素をしっかり摂って、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素を補うような食生活にすることが大切なのだそうです。

脳が甘いものを要求するのは?

首の筋肉が硬いと、血管が圧迫されてポンプ機能が低下することによって、血流が低下して糖分が脳に供給されなくなるため、甘いものを要求するようになり、逆に、首の筋肉がやわらかいときには、血管のポンプ機能が正常に働くので、糖分が必要量満たされるようになるため、脳は甘いものを欲しがらなくなるそうです。

また、血流が低下すると、老廃物も流れなくなるので、頭痛やめまい、だるさ、集中力の低下、倦怠感、イライラ、疲労、冷え、眼精疲労、不眠などのほか、胃痛や食欲不振、手のしびれ、吐き気、肌のトラブルなどにもつながるのだそう。

イスに座ったままでもいいので、両手を上に伸ばし20秒程度伸びをして脱力を3~5回くらい繰り返し、首を左右に倒したり、前後に倒したり、回したり、ゆっくりと、首が伸びているのを感じながら気持ちの良い程度に行うストレッチが効果バツグンらしいです。

メラトニンを分泌させよう!!

肌細胞が生まれ変わるには「6時間以上」の睡眠が必要で、寝不足だと、古い肌細胞が残り、くすみや乾燥を招いてしまいますので、肌の新陳代謝をアップさせたいなら、とにかく睡眠が大切なのだそうです。

暗くなるとメラトニンというホルモンが分泌され、脈拍、体温、血圧を低下させることによって睡眠と覚醒のリズムを上手に調整し、自然な眠りを誘う作用があり、またメラトニンには、ビタミンEの2倍近い抗酸化作用があると言われているそうです。

体温は眠る瞬間に下がるそうですが、この急に下がるほど深い睡眠に入れると言われ、入浴して体温が上がり、その体温が急に低下した瞬間、一番眠気がくるそうですので、お風呂から上がったら、少し部屋を暗くして、遅くても1時間以内、できれば30分以内に布団に入るようにするといいらしいです。

image by: Shutterstock

 

美容と健康ひとくちメモ
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
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