結婚する前、あんなに可愛くて、尽くしてくれて、何でも自分のことを「スゴイ!」と目を輝かせて褒めてくれていた妻が今は…とお嘆きのお父さん、旦那さん。あの綾小路きみまろさんが「嫁イジリ」で食べていけているところをみると、同じ思いを抱いている男性はかなり多いはず。今回のメルマガ『そうだったのか! この違いがわかれば、きっと許せる「男女の違い105」』では、世の男性が抱える「妻(彼女)への不満」を大公開。共感しているうちに、きっと気持ちが明るくなってくるはずですよ。
ここが我慢できない、こんな人とは暮らせない
私が主催している「相談室」には、恋愛相談、夫婦関係相談も多く寄せられるのですが、その中でも多いのが、
「夫(妻)の、彼(彼女)のここが我慢できない。どうして、こんなことをするのか? これをどうしたらいいか?」
というものです。
この相談をしてくる方々は、まだまだ二人の関係をなんとかしたい、という気持ちがあるので、いろいろな対処方法を模索されるのですが、正直なところ、パートナーを変えていくのは至難の業で、どちらかが、諦めるか、変わるまで根比べ状態になります。
なぜでしょう?
こちらにとっては我慢できないことが、パートナーにとっては、ものすごく自然なことだったり(今までそのようにしてきたし)そうしたいからしている無意識なことだったりして、とても直したくない、直せないことでもあるからです。
「自分を愛していたら、直すはず…」
なんてことには、なかなかならないのですね~。
パートナーはパートナーで、
「これを直したら、自分ではない。だってこれは自分にとっては普通のこと。知り合う前からの習慣だし。相手を愛していても、直す必要はない。むしろ、相手が自分を愛していたら、こんなことは大目に見るべきだし、受け入れるべき」
と、思っているかもしれません。
「愛」が、水戸黄門さまの印籠にはならないのですね~。
お互いさまというところもありますし、ね。
今号は、この辺りのお話ですが、うんうん、こんなことあるある~こんなことはないな、などなどと軽い気持ちで、自分たちのことを振り返ってみてくださいね。
少し冷静になってパートナーを眺めることができ、何かしら、発見もあると思います(笑)。
なお、今号は、相談室に寄せられた実例と、こちらの本↓の事例を参考に紹介いたします。
出典名:こんな女とは暮せない 著者: 荒谷 慈
出典名:こんな男とは暮せない 著者: 荒谷 慈
また、暴力、ギャンブル(を含む依存症)、浮気、借金などの深刻な事例は省いております。
よろしくお願いいたします。
今号のキーワードは、
- 男性は、「代替えがきく」
- 女性は、「だまされない」
どんなことか、最後まで読んでみてくださいね。
自分たちとは違うよ~と、思われる方もおられると思いますが、何かの参考にしていただければ幸いです。
こんな「女」とは暮らせない
以下に紹介する実例や事例のような、夫(彼)、妻(彼女)と暮らしていて、我慢している方は、苦労されている方は多いようです。
ひとつかふたつなら、まだご愛敬で、目もつぶれますが、これがいくつも重なると、事態は深刻になります。
では、まず男性側からの言い分。
≪料理や食事作法について≫
- 結婚前の手作り弁当にホレたが(料理上手と思って)、その弁当は母親が作っていて、結婚したら弁当づくりも、まともな料理もできなかった…
- 味が合わない、味が変:同じメニューでも毎回味付けが違うし、どれもまずい
- 「これ(例えばコロッケ)が好きだ」というと、毎日、コロッケが出てくる、同じメニューが多い
- 食べ方が汚い:フランスパンを丸かじりする、皿を口のところまで持ち上げて食べる、しゃべりながら箸を振り回し食べ、時々、口から食べ物を吹っ飛ばす、茶碗も箸も置かず、かまずに食べる(ようにみえる)、おかずをくちゃくちゃとこね回し、嫌いな食べ物があると、こちらによこす
- グルメにこだわる、食費が高い:「このブランド肉じゃないとイヤだ」とか、お取り寄せなど、食材にお金をかける
- 料理作りがキライなので、総菜やできあいが多く、食費が高いわりに、栄養価もおかずも貧弱
《家庭》
- 家を全部「かわいいもの」で埋め尽くされた:例えば、レース、キティちゃん、ピンクで統一など。とても友人をよべるような家ではなくなったし、なにより、落ち着かないし、気持ちが悪い
- 酔った友だち、同僚を家に入れない、追い払う:夜、家に誰かを連れてくると、露骨にイヤな顔をする。メンツ丸つぶれ
- 家がゴミ屋敷状態:買いだめ商品と食べかけの商品やゴミで、足の踏み場もなし。捨てられないらしい
- 掃除嫌いで、部屋が汚い:整理整頓も苦手で、なんでも置きっ放し、やりっ放し…。いっしょに掃除をしても、すぐに元通り…
- 夫の悪口、愚痴を垂れ流し:子どもを味方にし、追い出し作戦?をしているようだ
- 靴下、パンツを別々に洗う:夫の靴下やパンツは「汚い」と、自分や子どもの洗濯物と分けて洗う
《容姿》
- スッピン、鼻くそいじり、バカ笑い、ジャージ姿:昔の彼女はどこに…。しかしながら、出かける時にはばっちり化粧。「どうしてオレの前ではキレイにしないの?」と問えば、「はぁっ?」と軽蔑のまなざし
- だらしない:髪のぼさぼさ、服もよれよれ、服は脱ぎっぱなし、何を頼んでも、時間通りにできない、しない
- 毎年体重増加で大太り…。結婚当初の体型は面影もない。これは、詐欺だ
《会話》
- はっきり言わない:何を言いたいのか、わからない。そして、「あなたには私の気持ちを察してくれない」と非難される
- べらべらおしゃべり:しかもそのおしゃべりの内容が、悪口、非難、批判、噂話、自分のしたことなどなど、事細かに聞いてないと怒りだす。そのせいで、トラブルに巻き込まれることが多い
- ころころと意見や会話が変わる:なんでこの話が、その話になるのか、わからない。昨日と今日の意見がまるで違っても平気。論理など、どこにもなく、会話についていけない
- 文句が多い:ああしろ、こうしろ、ここが悪い、ここがダメ、などなど、何をやっても、言っても、がみがみ文句を言われる。家で休んでいると文句を言われ、それがイヤででかけると、帰ってくると仏頂面でまた文句
- 罵倒される:小さなことでも犯罪者のように大げさに罵倒される
≪習慣、価値観≫
- 携帯電話、パソコンチェックなどをして、嫉妬深い:夫(彼)のことは「何でも知りたい、知っておきたい、知る権利がある」とばかりに、細かくチェック。レシートやカバンの中なども…。まるでそれは裏切りの証拠をつかもうとしているような…
- 「これがいい、好き」が、全く違う:趣味(本、洋服、楽しみ)、食べ物、テレビ番組、時間の使い方も、好きなものがともかく違う。「なんでこんなもの好きなの?」と軽蔑の目で見られる。共通点が見つからない
- ブランド好き:外食しようとすると「今話題の○○じゃないとね」。バックは「○○ブランドがいい」。今話題や有名な店、ブランドが大好き
- 経済感覚なし:毎月、十分なほどの生活費を渡しているし、彼女自身も働いているのに、月末はほとんどお金がなく、毎月赤字。何に使っているのか、わからないがでていく。金遣いが荒いというか、金銭感覚がないのか
- 節約し過ぎで、好きな食べ物も食べられず、トイレットペーパーも自由に使えない
- 常に新しいダイエットに挑戦しているが、続いたためしなし、効果なし。ダイエットのサプリメントがいっぱいある。食べるのを控えればいいだけなのに
- 夫の実家のすることなすこと、非難し毛嫌いする。出身地の料理(例えばお雑煮など)を「こんなの気持ち悪くて、食べられない」などと言ったり、せっかく送ってきたものを「こんなものいらない」などと言って捨てたりする
続いて、女性側の言い分です。
image by: Shutterstock
『そうだったのか! この違いがわかれば、きっと許せる「男女の違い105」』 より一部抜粋
男女の違いを、様々な年代層への取材などを通じて自ら検証。「105の違い」にまとめました。「105もあるのぉ?」大丈夫です! むずかしいことは書いておりませんし、事例も身近で、読めばきっと、「そうそう」と頷かれることばかりだと思います。楽しみながら読んで、ちょっと実行して……みてくださいね。
<<登録はこちら>>