朝礼や会議など、退屈だけれどちゃんと話は聞かなければならない場面は意外と多いもの。そんな時にできる「話をきちんと聞いているように見えて自分にもメリットのある行動」を、メルマガ『クスドフトシの無意識はいつも正しい』の著者で人生を好転させるメソッドについて書いた著書が人気のクスドフトシさんが、特別に教えてくれました。ヒントは高田純次さんにあるようですよ?
「ねぇ、ちょっと聞いてよ~」のコーナー
皆さんからお寄せいただいたご質問やお悩みなどを、ボクがバッサリと斬って、頭も心もスッキリしていただこう!という、Q&A形式のコーナーです。
早速いただいたご質問にお答えしていこうと思います。
Q:退屈な朝礼中にこっそりできるメソッドがあれば教えてください。
A:学校にしろ、会社にしろどうしてあんなに朝礼って退屈なんでしょうね。
ほとんど記憶に残ってないですもんねー。
やる意味があるのかどうか…あ、そんなこと言ったら怒られちゃいますし、今日の主題ではありませんので早速お答えしていきましょう。
「こっそりできるメソッド」としか質問文には書かれていなかったので、どういった目的を持ったメソッドを望まれているのか分かりませんが、人の話を聞いてるように見えて(笑)、しかも自分にもメリットがあるメソッドが良いですよね!
それにはこれ(・∀・)
☆眉上げメソッド☆
朝礼が始まって、話していることが「お、なんかこれは大事そうだ」とか、「共感を求めているのかな?」とか、「覚えておかないといけないぞ!」という場面が出てきたらすかさず眉毛を上げる。
これだけで大丈夫です。
高田純次さんというタレントさんがいますね。あの方を想像してもらったら分かりますが、よく眉毛を上げ下げしてるイメージじゃないですか?(CMでも一世風靡した眉毛を上げて歌う♪5時から男のグロンサン♪ってありましたね)
↓このCM↓
https://www.youtube.com/watch?v=Yu_qbkXlgj4
非常に表情豊かですよね。
表情が豊かなだけではなくて、眉毛を上げることで相手の言ってることを『大事だ』と捉えることができます。
この逆もあります。
相手にメッセージを与えたい場合は、大事なメッセージの部分で眉毛を軽く上げて下げて(1度でいいです)言うことで、相手の【無意識】と共鳴を起こします。
だから、CMで高田純次さんが歌った時にも「グロンサン♪」の商品名の部分で眉を上げてますよね。
もちろんキャッチコピーの効果もありますが、消費者に鮮烈に商品名がインプットされていきます。
目の周りには眼輪筋(がんりんきん)と呼ばれる不随意筋(ふずいいきん)があるんですね。
不随意筋というのは自分の【意識】ではコントロールできない筋肉です。
ですから、笑顔になると自然と眉毛も下がりますよね。怒ると逆のハの字になりますね。
これってコントロールできませんよね?自然な笑顔で眉毛を釣り上げることのできる人がいたらお会いしたいものです(笑)。
だから、「目が笑ってないよね」と言ったりするんですね。
意識ではコントロールできない領域なので。
つまり目の周りは潜在意識と呼ばれる【無意識の領域】が担当している部分ですから、ここを意識的に上げ下げすることで【無意識】にアプローチしていきます。
眉毛を動かすことで相手との共鳴が脳内で起こり、良い話や刺激的な情報や為になること、理解したい内容が入りやすくなります。
朝礼は話す側も「面倒だなぁ」と思ってるかもしれないのに、そうやって表情豊かに(大げさに眉を上げ下げする必要はありません。笑)聞いてもらえたら相手にとっても嬉しいものです。
ボクも講演をするのでこれはよく分かります。
表情豊かに聞いてもらえたらすごく気分良く話せます。
お互いにとってメリットがありますね。
人の話を聞く時、本を読む時なども「ここは大事だぞ」って思ったらすかさず眉をくいっ!と上げてみる。軽くでいいですよ。
すると、無意識にスルリと入っていきやすくなりますから、朝礼中に関わらず、日々の生活の中でも実践してみてください。
誰かと話す時も、「これは大事だよ」ということを伝える時には、この方法をとって話してみてくださいね。
眉を動かすことで脳内のミラーニューロン(コピーする神経細胞)が働くということです。
人があくびをするとうつりますよね?それと同じです。あくびも眉が上がります。
相手のコピーをしてしまうということです。
ですから、それを意識的に使おう!というのが今回のご質問に答える形でのメソッドです。
朝礼とは関係なくなっていってしまいましたが、よかったら使ってみてくださいね!
ご質問してくださったH・Sさん、どうもありがとうございました!
以上、「ねぇ、ちょっと聞いてよ~」のコーナーでした。
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