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菅官房長官「自衛隊の中東派遣、方針変更ない」にネット賛否の声

菅義偉官房長官は8日午前の記者会見で、海上自衛隊部隊の中東派遣について、「現時点で方針に変更はない」としたと毎日新聞読売新聞などが報じた。日本政府は、イランが在イラク米軍基地を攻撃したことを受け、米国、イランを含めた関係国への緊張緩和を働きかけていくという。


中東派遣について

菅氏は同会見で、「日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集体制を強化することは必要」と述べ、現時点で方針に変更はないとした。11日に出国予定のP3C哨戒機は、今月下旬に情報収集活動をスタートし、護衛艦も2月上旬に派遣する予定だ。現地の情勢を見極めながら、準備に万全を尽くしていくという。

政府「緊張緩和を働きかける」

また、安倍首相は8日、国家安全保障会議の4大臣会合を開き、中東情勢への対応を協議した。記者団に対し、関係国とともに緊張緩和を働きかけることや不測の事態に備えて万全の態勢を取るよう指示したと述べた。

安全性が確保できない中東派遣

首相は11〜15日の期間で、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーンの訪問を予定していた。しかし8日午前、安全性の問題から、政府内で歴訪の延期や訪問日程の短縮が検討されたのだ。調査目的とはいえ、安全性が確保できない場所に海上自衛隊部隊を派遣しても良いのか…日本のネット上では、賛否が分かれている。

中東派遣に賛成の声






中東派遣に反対の声





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source:毎日新聞読売新聞

image by:首相官邸HP

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