内閣府は21日、「桜を見る会」の契約書など、これまで破棄したとして存在を否定してきた資料を国会に提出したとテレ朝ニュース、共同通信、読売新聞などが報じた。「破棄した」はずの資料を提出したことで、今後も詳しい説明が求められる。
内閣府は2011年から2013年までの開催要領や2014年から去年までの招待者数を記載した資料など、これまで「ない」と説明していたものを新たに国会に提出。内閣府側は21日午後5時半すぎから行われている野党の追及本部で「確認せずにないものと考えていた」と説明しました。https://t.co/A3Ro44XqTX
— 保坂展人 (@hosakanobuto) January 21, 2020
「桜を見る会」契約書など見つかる、菅長官「確認不足で不適切」https://t.co/pdg6beJZWT#政治
— 読売新聞 政治 (@YOL_politics) January 21, 2020
国交省も管理簿不記載 - 桜見る会の推薦者名簿https://t.co/nlFQ2VpGy4
— 共同通信公式 (@kyodo_official) January 21, 2020
苦しい言い訳
内閣府は、2011年から2013年までの桜を見る会の開催要領や2014年から去年までの招待者数を記載した資料などを国会に提出。21日午後から行なわれていた野党の追及本部で内閣府側は「確認せずにないものと考えていた」と述べたという。これらの対応について、菅官房長官は不適切だったことを認めているが、廃棄作業が滞っていたとし、公文書管理法違反にはあたらないと強調した。嘘を嘘で隠しているように見えてしまう、最近の政府・与党と内閣府の対応。菅官房長官の苦しい言い訳は一体いつまで続くのだろうか。
深まる疑惑
存在しないと説明してきた文書が廃棄されずに残されていた件について、野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、菅氏が「調査しない、探さない」といった会見ばかりだった点について触れつつ、「疑惑が深まった。探せばあるということで、改めて捨てたとされる名簿などの調査を求めたい」と記者団に話しているという。
推薦者名簿の保存期間は10年間
また、内閣府に内閣府に提出した推薦者名簿の2010〜2015年度分について、公文書管理法で義務付けられている「行政文書ファイル管理簿」に記載していなかったと、国土交通省が明らかにした。国土交通省によると、当時の担当者は記載しなかった理由について「覚えていない」と話しているとのこと。国土交通省の推薦者名簿の保存期間は10年間。なお、文書自体は残っている。野党は、他にも記載していない可能性があるとして全省庁に調査を促した。
招待者数は2千人増
「各界功績者(総理大臣等)」として招待された人数は、2017年の7595人、2018年は9494人。約2千人も急増したことが、今回、内閣府の提出資料で判明したという。少なくとも桜の花が咲く時期まで、この「桜」問題の追及は続きそうだ。
Twitter上の反応
桜を見る会」資料問題、子供の隠しゲームではあるまいが廃棄した筈の資料が発見された? あれだけ大騒ぎした問題が足元にあったとは、国民をばかにするのもいい加減にしてもらいたい。
— やまちゃん (@tada10141) January 22, 2020
桜を見る会 契約書破棄されず 2020年1月21日
菅「資料は会場設営の契約書などに関するもので、内閣府総務課が管理簿や廃棄簿を確認したところ、部屋の中からファイルが見つかった。」
やはり、ある。やはり隠蔽。やはり、でてくる。
まだまが、出てくる。
https://t.co/FN4IeXyDKn— あらかわ (@kazu10233147) January 21, 2020
恥を知れ‼️
「桜を見る会」をめぐって、廃棄されたはずの公文書がまた出てきた。この政権ではこんな異様なことが繰り返されている。これほど公文書の管理がデタラメな国に先進国の資格はない。
— Yoshiaki (@saruja4301) January 21, 2020
あーあ、桜を見る会の資料が出てきちゃった…
廃棄されたのが、何故存在するんだろうなぁ…
パソコン探せば、全部出てくるんだろうなぁ…
安倍さんはかなり恨みかってるんだろうなぁ…— バルサ (@strawberry_pen2) January 22, 2020
桜を見る会追及本部のヒアリングも回を追うごとに官僚の言い逃れが聞くに堪えなくなってきました。あれを丸ごと信じろと言われても無理ですわ。うちの会社の新人がミスした時だってあんな言い訳しません。
一句献上忘れない ための管理簿 忘れてた
お粗末#安倍政権を詠む句会 https://t.co/Y9XbN6yiLC
— 誠意大将軍 (@Myoritomo1192) January 22, 2020
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