日本はOKだけど、韓国はNG? 中国政府は18日、自国民に「韓国・米国・イタリア・スペイン・フランス・ドイツ・米国など15カ国における新型コロナウイルス感染症発生は深刻だ。当分の間、旅行をしてはならない」と勧告したと朝鮮日報が伝えている。渡航禁止に指定した国の中に日本は入っていない。
韓国への渡航を事実上禁止
新型コロナウイルス発生国である中国は、現在収束ムードが広がっている。そんな中国が今最も恐れているのが、ウイルスの逆流入だ。そのため外国人の入国手続きを厳格化し、同時に自国民にも新型コロナウイルス感染が懸念される国への渡航禁止を勧告した。
朝鮮日報によると、韓国政府は中国の顔色をうかがおうと、依然として中国に対し門戸を開いている。中国周辺の主要国の中で、中国からの入国を遮断していない国は、韓国以外にほとんどない。そんな中、ついに中国が韓国への旅行を事実上禁止した。
韓国の専門化は初期の段階から中国経由の外国人の入国禁止を要求してきた。しかし、韓国政府はそれを無視し続け、中国にドアを開き続けた結果、逆に中国から扉を閉められてしまった。その一方で、日本は渡航禁止勧告に指定されていない。
中国の習近平国家主席との電話の中で、「中国の困難は我々の困難」と言った文在寅(ムン・ジェイン)大統領。いつの間にか、中国から韓国は危険だから行くなと言われてしまった韓国。朝鮮日報は社説の中で、今回の措置に対して「喜劇なのか、それとも悲劇なのか」と綴っている。
日韓から様々な反応
自国民に対して、事実上の韓国への旅行禁止を勧告した中国。この発表に、韓国政府はまさかという反応だっただろう。しかも、日本が除外されていたことに対して、別な思いも浮かんだかもしれない。韓国のネット上では「なぜ日本が含まれない? 」、日本のネット上では「中国からは日本に来ないでほしい」など様々な声が上がっている。
中国の渡航禁止勧告に韓国人が衝撃を受けまくりだと判明 なぜ日本が含まれていない? https://t.co/UXXU5obpNH
— 海外の反応アンテナ@相互フォロー (@pDpzEAjyctlrsgy) March 19, 2020
文在寅政府はこれまで「中国の苦痛は我らの苦痛」と述べ中国人の入国制限を実施せず「我々の政策は習近平に感謝されている」と自慢していたがこのたび中国政府が自国民に対して韓国への渡航を禁止する措置を取った。文在寅は中国に抗議すらできず涙目。https://t.co/ewS6uFEGhG
— Korori Kyun (@kororikyun) March 19, 2020
【中国が15カ国への渡航禁止。日本は含まず。】
中国ウィルスでパンデミックを引き起こした当事国が何を言ってるんだ?15カ国じゃなくて全世界への渡航禁止をするべし。日本にも来させてはいけない! https://t.co/ghHOSI0nP2
— Jam (@blueberryjam77) March 18, 2020
中国による事実上の渡航禁止国に「日本」は含まれず。アメリカや韓国は含まれる。
とりあえず言える事は、五輪を控えていたり米中の間にいる日本の、世界的な重要度が格段に高くなっているという事… https://t.co/h9po28R8g7
— 山本@デレステP (@yama_dere) March 18, 2020
中国政府は、新型コロナ感染リスクが高い15カ国への事実上の渡航禁止を発令。15カ国は米国、イタリアのほかスペイン、フランス、ドイツ、スイス、英国、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、オーストリア、ベルギー、イラン、韓国。日本は含まれていない。 #中国
— China Tips by myokoi (@myokoi1962) March 18, 2020
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source: 朝鮮日報
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