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間取りや設備だけじゃない。家を買うなら必ず読むべき「地図」は?

一生で一番大きな買い物とも言われる家。家を買う際には間取りや設備は熱心に調べることが多いと思いますが、自然災害も多発している現在の日本では、もうひとつ事前に調べておくべきことがあるそうです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、安心できる「家」を選ぶための必須品を紹介しています。

ハザードマップ

さて、本日はあんまり知られていない地図のお話。

ようやく梅雨が明けましたね。

しかし、残念なことに今年も集中豪雨・洪水による被害が全国で多発しました。最近の雨の降り方では、どんな地域でも水害の危険性がありますよね。

で、気になるのが

住んでいる場所の災害リスク

です。

家を買ったり借りたりするとき、みんな家の設備や間取りはとてもよくチェックするもんですよね。でも、意外とその家がある場所や地形は、チェックしないんじゃないでしょうか。

でもさ( ̄∇ ̄)

陽当たりがどんなに良くても、間取りが理想的でも、

いつ災害が起きるんだろ・・・

とビクビクして過ごすなんて、ヤですよね。
だから、ホントは、家を建てたり借りたりする時に家の設備や間取りや収納スペースよりも

どんな災害リスクがあるのか

をよくよく調べるべきだと思うんです。

3・11以降、防災のために関東から地方へ移住した人が増えましたが、それは首都圏直下地震を恐れているからでしょう。家庭内や会社で備えるより、そりゃ場所を移ればハナシは別ですから。

既に住んでいる場所についても、災害リスクを調べておくことは重要です。どんな災害リスクがあるのか分かると、

保険

備蓄

避難方法

などで具体的な対策が立てられるからです。

でね。

全国津々浦々どんな災害があるのかタダで分かるものがあるんですよ。知ってます?

ハザードマップ

って言うんです。どんな災害がどんな場所で起きてどのくらいの被害になるかを予測した地図です。

最近の災害では

ほぼハザードマップの通り

だということがニュースでも報道されていますね。

洪水の浸水地域

浸水の深さ

土砂崩れの場所

などなど。土地や地形からこんなことを判断できるプロがいるんですね。スゴいですよね。

で、みなさんは、ご自宅の見たことありますか?

アンケートによると

『事前に内容を確認している』は10パーセント

です(゚ロ゚屮)屮

……ってことは、つまり残りの90パーセントは

『事前に』は

『内容を確認』したことがない

ということですね。

見たことがない・知らない

見たことがあるけどドコにしまったか分からない

このふたつ、ここで言う『見たこと』ってマップの内容を確認したかどうかじゃないんです。マップという物体を目にしたことがあるかどうかでしょうね( ̄∇ ̄)
他の回答から合わせて考えるとね。

で、このふたつを合わせると、全体の85パーセント残りは、その他(あとで見るつもりなど)5パーセントです。

まあね、そもそもコレって

ネーミングが悪い

んだと思うんですよね。調べてみたんだけど

hazard

って、義務教育で勉強しないもんね。
なんか、

ヨコモジで難しそう…

なイメージなんじゃないかと思うんです。
避難地図とか災害危険地図とかの方がみんな見るんじゃないかしら。いや、イナカのオトシヨリを見てると、そう感じちゃうんですよね。

有益なハザードマップについて続きは次回。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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