あなたは「サイコパス」という言葉をご存じですか? 「サイコパシー」は、反社会的人格の一種を意味する心理学用語ですが、そのような性質をもった人のことを「サイコパス」と呼びます。恋愛や人生で成功する方法を指南するメルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』の著者・マキトさんが、そんな「サイコパス」について解説。その特徴や考え方について具体的な例をあげながら、彼らとの付き合い方についても指南しています。
サイコパスはなぜ善人に嫉妬するのか
マキトです。今回は、あなたにサイコパスの気持ちを「バーチャル体験」していただきます!
あまり知られていませんが、サイコパスにとって最大の快感とは、
「善良な人を苦しめ、人生を台無しにすること」
です。( ̄Д ̄;)
彼らは、ほとんど無差別に他人に迷惑をかけますが、こと善人に対しては意識的に狙い撃ちし、人格と人生を破壊しようとします。
普通人の脳には「善悪」「損得」「好き嫌い」、この3種の物差しがありますが、サイコパスの脳には、このうち「善悪」の物差しが存在しません。
損得と好き嫌いが判断基準の全てです。まさに爬虫類レベルですね。
つまり、彼らの中で純粋な善意などフィクションにすぎないのです。何しろ生まれてから一度も実感することができないのですから。
一応、サイコパスも表面上は善良にふるまいますが、それは、あくまで損得計算によるものです。
彼らは善良な人を自らの物差しでしか評価できません。
純粋な善意で行動する人々は自然に周囲から感謝され、尊敬を集めます。
しかし、サイコパスにとって全ての善人は偽善者に見えています。
つまり、
「偽善者が世の中をだまして尊敬を集め、裏で利益をむさぼってい
としか思えないのです。(゚д゚lll)
これは本来、サイコパス自身にとっての理想です。
それを実現している(ように見える)善人は、サイコパスにとって最も妬ましい存在であり、「罰を与える」のに十分な動機となります。
善意が自らに向けられたものであっても、決して感謝などしません。
むしろ、とことん利用し苦しめてやろうとします。
彼らを信じれば信じるほど、メンタルを破壊され、人間不信に陥る羽目になります。
「恩を仇で返す」という諺は、サイコパスのためにあるようなものです。
サイコパス男のマインドコントロール術
サイコパスは、善良な女子に巧みに言い寄ってマインドコントロールし、人生を台無しにしてしまうケースが多く、非常に注意が必要です。
サディストの場合、自分より弱い立場の存在を虐待する傾向があります。強い立場の者に対しては、むしろ卑屈なまでに媚びへつらいます。
サイコパスはもっと狡猾です。
ターゲットが、たとえ自分より強い立場であっても奸智を廻らせて陥れようとします。「君に届け」のくるみを思い出してくださいw
別アカを次々と作成して有名人のSNSを炎上させるような人間も、サイコパスの可能性が高いでしょう。
歴史上、最も有名なサイコパスがブッダの高弟である提婆達多(だいばだった)です。提婆達多は、ブッダのいとこに当たります。ブッダに引退を迫り、自らが後継者になろうとしますが、それを退けられたことから本性を現します。スポンサーの王族を操って、ブッダの弟子を次々と暗殺したと伝えられます。
結局、提婆達多の目には、ブッダが、霊感商法で多額の供養をだまし取っているようにしか見えませんでした。利権を独占するブッダへの「嫉妬」です。
それが、サイコパスの救いようがない思考パターンなのです┐(‘~`;)┌
もちろん僕は、
「サイコパスを全員ガス室に送れ」
と言いたいのではありません。
彼らも好きでサイコパスに生まれたわけではありません。ある意味で、彼ら自身が生まれながらの犠牲者です。サイコパスであっても人権は守られなくてはなりません。
その上で、彼らに悪を実行するチャンスを与えないよう周囲が十分に警戒し、社会を整備していくことが求められるでしょう。
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