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【近未来】日本初!記念すべき第1回ドローンレース潜入レポート!堀江貴文氏も参戦

Droneマニアが集える場所がついにテイクオフ!

2015年1月25日に、ついに日本でもドローンレースを行う「第1回 ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ」が開催されました!

堀江貴文さんのメルマガ高城剛さんのメルマガでもたびたび登場するドローン。今はまだ「知る人ぞ知る」ニッチなガジェットなんですが、メディアに紹介される機会も徐々に増ていて、着実に認知されてきているようです。

そもそもドローンがわからないという人も多いかもしれませんが、ドローンとは地上から遠隔で操縦できる無人飛行機のこと。これまでは軍事用に使われるものをこう呼んでいたんですが、小型化にともない、配達や農業に応用しようとしている企業も現れています。さらに最近では、低価格な機体が発売されたことで、一般の人もドローンに触れる機会が増えています。

レース会場は秋葉原に近い「3331 Arts Chiyoda」  の体育館。参加者の数は50人と多いとはいえないですが、現在日本でドローンにはまっているギーグ達が大集合。1万円のVIP席もすべて売り切れたそうです。レースには会場で貸し出される機体でも参加できますが、多くの人は自分のドローンを持ち込んでレースに挑んでいました。

レースは約20mのトラックを3周する形で行われ、予選→予選上位者での準決勝→決勝と進んでゆきます。

レーススタート!ドローンの操作に苦戦する参加者達

いよいよレース開始の時間となり、ドローンが浮き上がります。スタートラインに浮かぶドローン。なんだか、スター・ウォーズのポッドレースを彷彿させます。

体育館の中、さらには複数台のドローンが同時に飛ぶという慣れない環境。ドローン操作には手こずる参加者も多く見られました。でも、いくつものドローンが体育館の中を飛ぶ姿にはやはり未来を感じさせます。

今回貸し出されたドローンは『AR.Drone 2.0 Power Edition』。スマートフォンと機体をWi-Fi経由で接続し、スマホアプリを使って操作できます。またドローンに搭載されているカメラで撮影している映像をスマホ上に転送し、それを見ながら直感的に操作できるのが特徴です。

AR.Drone 2.0 Power Edition

ドローンに初めて触れる人でもすぐにコツを掴み、簡単に操作できます。ただ体育館の狭いスペースを思ったように飛ばすのはなかなか難しい。

スピードだけならば強かったのは『RC EYE One Xtreme』。こちらはラジコンのように専用のコントローラーで操作するモデル。価格は25,000円(税抜)とリーズナブルで、初心者でも簡単に飛ばせるように、モーターの出力を抑え、屋内でも飛ばせるモードなどが搭載されています。

さすがに持ち込みの“myドローン”だけに、スムーズにコースを回旋していました。

RC EYE One Xtreme

 

ドローン初体験となる堀江貴文の操縦テクは?

会場には堀江貴文さんも登場。『AR.Drone 2.0 Power Edition』を初体験したにも関わらず、他の参加者よりもうまく操作しており、「他のみんなが下手なんだよう」と意外な才能を見せておりました。

決勝レースは、さきほどのの『RC EYE One Xtreme』の持ち主で、圧倒的な飛行テクニックを見せた高橋さんが優勝。記念すべき「第1回 ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ」の栄冠に輝きました。

 

 

●第2回も開催予定!ドローンは今後ますますの発展を見せていくだろう

編集部では、今大会の主催者である「サムライゲーム」CEOの篠崎貴優さんと、COOの三浦雅史さんに話を聞きました。

「昨年のドローン元年から、2015年はますますドローンの認知度は増していくでしょう。しかし電波の問題、法規制、飛ばせる場所などまだまだ問題は山積みです。その辺をクリアしていきながら、今後もドローンを盛り上げていきたいですね」(サムライゲームCEO/篠崎貴優さん)

「今後もどんどんレースを開いていきたいですね。今回は電波の混線などもあり、スムーズな進行ではありませんでしたが、回数を重ねていってもっと大きなレースにしていけたらと思います」(サムライゲームCOO/三浦雅史さん)

昨年からドローンを使った空撮が当たり前のようにプロの世界で使われ始めました。また、海外では商用利用も進んでおり、米アマゾンではドローンによる配達といった物流改革まで起きはじめています。

日本でも、瀬戸内海の離島をドローンでむすぶ『空飛ぶカモメの宅配便 Kamome Airプロジェクト』や、消防庁による災害現場での活用といった動きが始まっています。

今後ますます広がりを見せ、2015年の流行となるであろうドローン。第2回も開催予定とのことですので、開催された際は、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

(前田甲子園)

●info
ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ
AR.Drone 2.0 Power Edition
RC EYE One Xtreme

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