第94回アカデミー賞の授賞式が28日(現地時間27日)米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、米俳優ウィル・スミス(53)がプレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック(57)の侮辱的発言に怒り、檀上で強烈な平手打ちをくらわすハプニングがあった。
ウィル・スミスがアカデミー賞の檀上でビンタ
濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞したニュースに日本中が拍手喝采を送る中、前代未聞の出来事が起きた。
「長編ドキュメンタリー賞」の発表を任されたロックは、主演男優賞にノミネートされ、客席にいるスミスと妻を侮辱するようなスピーチを披露。激怒したスミスは壇上へ殴り込みを掛け、右手でロックの左頬を思いっきり振りぬいたのだ。
妻をネタにしたクリスロックを殴るウィルスミス…… #Oscars
pic.twitter.com/KnJUgaAKin— うまみゃん/辰巳JUNK (@TTMJUNK) March 28, 2022
アカデミー賞授賞式にて ウィルスミスの妻の脱毛症を『G.Iジェーン』とロックが揶揄。その直後にスミスがステージに登壇しロックに思いっきり平手打ち。座席に戻ると「妻の名をその口から出すな。」と激怒したという。
思わぬハプニングに場内は騒然。中継していた会場の音声は切られ、無音状態となった。その後、音声は戻ったものの、映画の祭典とは思えないような静まり返った状態に。前代未聞の出来事となった。
平手打ちをかましたウィル・スミスに肯定的な意見
もちろんスミスの暴力は肯定されるものではないが、ロックの冗談も言って良いことと悪いことがある。このハプニングにネット上ではさまざまな声があがっている。
今アカデミー賞の生放送でプレゼンターがウイル・スミスに前触れなく殴られた!!!!映画より面白い!
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 28, 2022
ウィルスミスがクリスロックをビンタしたらしいが、正直あのジョークは笑えないし人として間違ってないと思うな
アカデミー賞受賞式はそうなんだけど、内容が内容でなんとも…公人だからやめといたらってのはちょっと疑問が…— 柚夢 (@Brikottoyuyu) March 28, 2022
アカデミー賞中継でのウィルスミスの件で暴力はダメだって意見があるけどクリスロックだって言葉の暴力をしたわけで。
— J (@Ys8ESSJxC4fPkHY) March 28, 2022
アカデミー賞の中継中にウィルスミスが壇上に上がりクリスロックをぶん殴るとか、今年のアカデミーは熱いぜ!
原因は脱毛症に悩まされて坊主頭にしてる妻のことを、クリスロックに「GIジェーン」とジョークにされて、ウィルスミスが激昂。
よくやった!— すずぱる (@sspls) March 28, 2022
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