【長尾和宏×蛭子能収】認知症になったエビスさんが町医者・長尾先生と考える、自分らしく生きるということ

 

いつも笑顔の蛭子さんがブチギレ!?

スクリーンショット 2022-05-31 15.27.35

長尾:蛭子さんっていつも笑ってらっしゃると思うんですけど、悲しんだり、怒ったりすることもあるんですか?

蛭子:ありますよ。自分の思い通りにいかない時。

長尾:競艇で?

一同:(笑)

M:蛭子さんのマネージャーを18年やっていて、怒っているのを一回も見たことないです。だいぶ昔に聞いた話だと、家族でファミレスへ行った時、頼んだサラダが来なくてブチギレたって。店員がサラダを出すのを忘れてて、「サラダが来ないって言ってるだろう」って蛭子さんが怒ったみたいです(笑)。

長尾:悲しいって思うことはどうですか。例えば、一人でいて、凄く悲しくなったり、映画やテレビ見て泣いちゃったりとかあるんですか?

蛭子:あります。

長尾:どんなシーンが一番悲しい?

蛭子:物語を見て、すごく面白いなとか思うと、泣きます。なるべく声は出ないように。声を出して泣いたらさすがに恥ずかしいから。

長尾:映画館で泣くのも恥ずかしいかな。でも、涙がダーっと流れる時とかないですか。

蛭子:涙は今も出ているんじゃないかな。(涙を拭く素振り)

M:出てないですよ(笑)、全然出てない。めちゃわかりやすい、全然出てないですよ。

蛭子:今は出る時期じゃない。

一同:(笑)

M:逆に今泣いたら怖い。

長尾:どんなシーンや映画を見たら泣くのかな。

蛭子:映画見て泣くときが多いです。

M:昔は任侠ものの映画が好きでしたよね。基本、不条理な映画が好きなんです。『砂の女』(安部公房・原作、勅使河原宏監督の日本映画。1964年公開)とか好きでしたよね。

長尾:歌を歌ったりはされるんですか?

蛭子:合唱団に入っていました。長崎に戸町少年合唱団っていうのがありまして、その一員だったんです。ウィーン少年合唱団からパクってるんです。

M:今は歌を聴くのが好きですよね。佐良直美とか美輪明宏とか。

長尾:佐良直美といえば『いいじゃないの幸せならば』ですね。

医療現場で戦う長尾和宏医師を応援!記事では紹介できない本音も聞けるメルマガの詳細・ご登録はコチラ

 

print
いま読まれてます

  • 【長尾和宏×蛭子能収】認知症になったエビスさんが町医者・長尾先生と考える、自分らしく生きるということ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け