いつも笑顔の蛭子さんがブチギレ!?
長尾:蛭子さんっていつも笑ってらっしゃると思うんですけど、悲しんだり、怒ったりすることもあるんですか?
蛭子:ありますよ。自分の思い通りにいかない時。
長尾:競艇で?
一同:(笑)
M:蛭子さんのマネージャーを18年やっていて、怒っているのを一回も見たことないです。だいぶ昔に聞いた話だと、家族でファミレスへ行った時、頼んだサラダが来なくてブチギレたって。店員がサラダを出すのを忘れてて、「サラダが来ないって言ってるだろう」って蛭子さんが怒ったみたいです(笑)。
長尾:悲しいって思うことはどうですか。例えば、一人でいて、凄く悲しくなったり、映画やテレビ見て泣いちゃったりとかあるんですか?
蛭子:あります。
長尾:どんなシーンが一番悲しい?
蛭子:物語を見て、すごく面白いなとか思うと、泣きます。なるべく声は出ないように。声を出して泣いたらさすがに恥ずかしいから。
長尾:映画館で泣くのも恥ずかしいかな。でも、涙がダーっと流れる時とかないですか。
蛭子:涙は今も出ているんじゃないかな。(涙を拭く素振り)
M:出てないですよ(笑)、全然出てない。めちゃわかりやすい、全然出てないですよ。
蛭子:今は出る時期じゃない。
一同:(笑)
M:逆に今泣いたら怖い。
長尾:どんなシーンや映画を見たら泣くのかな。
蛭子:映画見て泣くときが多いです。
M:昔は任侠ものの映画が好きでしたよね。基本、不条理な映画が好きなんです。『砂の女』(安部公房・原作、勅使河原宏監督の日本映画。1964年公開)とか好きでしたよね。
長尾:歌を歌ったりはされるんですか?
蛭子:合唱団に入っていました。長崎に戸町少年合唱団っていうのがありまして、その一員だったんです。ウィーン少年合唱団からパクってるんです。
M:今は歌を聴くのが好きですよね。佐良直美とか美輪明宏とか。
長尾:佐良直美といえば『いいじゃないの幸せならば』ですね。
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