ついにイランを本気で怒らせた米とイスラエル。トランプとネタニヤフの“暴挙”は第3次世界大戦の引き金になるのか?

Washington,,D.c.,,Usa,-,September,30,2025:,U.s.,President,Donald
 

「ピースメーカー」を自認しながらも、イスラエルとともにイラン空爆に打って出たトランプ大統領。当然のことながらイランの激しい怒りを買い、中東の混乱と緊張は極限にまで高まっています。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、中東地域が現在、どのような状況にあるのかについて詳細に解説。さらに第3次世界大戦勃発の可能性について検討しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:第3次世界大戦の開始か?

イランが本格的反撃を選択。米イスラエル連合軍の空爆は第3次世界大戦を招くか

トランプ氏は、イランの提案を拒否し、核濃縮施設の破壊を要求したが、イランは拒否でイラン戦争をトランプ氏が開始した。この状況を見る。

NYダウ最高値更新直後の急落。米国の状況と世界情勢

NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、2026年2月6日は50,115ドルの最高値更新で、20日は49,625ドルで、23日は821ドル安の48,804ドル、24日は370ドル高の49,174ドル、25日は307ドル高の49,482ドル、26日は17ドル高の49,499ドル、27日は521ドル安の48,977ドル。

先週、株価は650ドルの下落。20日に最高裁が関税を違憲判断で、トランプ氏は122条に基づいた10%の世界一律関税を発動し、15%に引き上げるともいうことで混乱していることを受けたて、23日は820ドル下げた。

それと、アンソロピック・ショックで、ソフトウェアサービス企業の株価が大きく下落した。「Claude Cowork」の自動生成AIにより、今までのソフトウェア・サービスは必要がないとされたことが原因であり、日本の大手SIerの方が影響が大きいようだ。このため、日本でもSIerの株価が落ちた。

AI失業の問題が出ているが、ジャック・ドーシーは、自分が経営するBLOCK社の従業員1万人の内4,000人を解雇した。AIに置き換えると述べている。

しかし、アンソロピックは、米軍の使用を拒否したことで、米政府全体で使用禁止にトランプ氏はした。パランティアは逆に米軍の使用で機能を拡張している。

ジュネーブ核協議決裂で勃発の「イラン戦争」

イランと米国の交渉がジュネーブで行っているが、26日の交渉は決裂した。しかし、ジュネーブでの交渉で米国がイランに提示した要求は、

  1. フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3つの核施設をすべて破壊すること
  2. 濃縮ウランをすべて米国へ移送する
  3. 恒久的に濃縮ウランを作らないこと
  4. 濃縮はゼロ(ただしテヘラン原子炉は維持可能)
  5. 制裁緩和は当初は限定的で、追加緩和はイランが順守した場合のみ

これに対して、イラン側の提示は

  1. ウラン濃縮の複数年にわたる停止、あるいはアラブ・イラン共同事業体による処理を検討する用意がある

とした。このため、米国の要求はすべてノーである。

トランプ氏は「米国は世界最強の軍隊を持っているとし、できれば使いたくないが、使わなければならない時もある」と28日にイラン攻撃を開始した。

イスラエルと米国の共同作戦で、イランの最高指導者、大統領、軍・革命防衛隊のトップが一堂に会するタイミングを狙って行われたことで、イランの最高指導者ハメネイ師とペゼシュキアン大統領を始めイラン革命防衛隊のパクプール司令官、イラン軍司令官、国防大臣、司法大臣などが死亡したという。

このため、イランのアレフ第一副大統領が指導部の空白を埋めるため、暫定政権を担うという。しかし、3月1日朝の段階で、イラン政府はハメネイ師死亡報道を否定している。

ハメネイ師には6人の子供がおり、そのうちの1人であるモジタバが後継者候補となっているが、イラン政治体制を変化させることができるかだ。イランの民主化ができるかだ。しかし、米軍は地上攻撃を想定していないことで、ほぼ無理でしょうね。

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