「愛人だなんて、なんて不謹慎な記事だ」と思いましたか?でも、ちょっと待ってください。メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』の著者で、元国税調査官・作家の大村大次郎さんによれば、永田町の国会議員も水商売の女性を秘書に雇っているのです、しかも私たちの税金で……。だったら、私たち国民にも同じことをする権利はあるはず。大村さんは「愛人手当には会計テクニックの粋が詰まっている」と言います。愛人を囲いたい人も、そうでない人も、知っておいて損のない「大人の教養」を学んでみませんか?
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永田町では常識。「愛人手当」は経費で落とせ
前回までキャバクラ代を会社の経費で落とす方法を説明してきました。
では、今回はこれを一歩進めて、キャバ嬢を愛人にして、愛人手当を会社の経費で落とす、ということはどうでしょう?
「なじみのキャバ嬢を愛人にする」キャバクラに通った男ならば、一度や二度は必ず夢見たことがあるのではないでしょうか?
キャバクラに通ったことがない人でも、男なら愛人を欲しいと思ったことが一度ならずあるでしょう。
が、愛人を作るということは、けっこう金のかかるものです。
「お金なんていらない、結婚もしなくていい。ただ時々あなたと会えるだけでいいの」などと言う女性は、まずいないのです。愛人というのは、だいたい非常に金のかかるものなのです。
この愛人手当をもし会社の経費で落とすことができれば、男にとってこれほどうれしいことはないといえるでしょう。
しかし、しかし、です。愛人手当を経費で落とす方法もあるのです。
しかも、そんなに難しいことではないのです。この愛人手当を経費で落とす方法にもいくつか種類があります。それを順に紹介していきたいと思います。
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「愛人手当」を理解して税金をハックせよ
「キャバ嬢への愛人手当を経費で落とす方法」などというと、なんてふざけた記事なんだ、とおしかりを受けるかもしれません。
が、実は、「愛人手当を経費で落とす方法」には、会計テクニックの粋がつまっているといえるのです。だから、これを知ることは会計テクニックの本質を知ることにもなるのです。
中小企業にとって、自分の家族や身内を会社の中に入れることは、有効な経営戦略だといえます。信頼のおける人材を確保するという面でも、身内に利益供与をし、所得を分散して節税を図るという面でも、とても大きいスキームです。
しかし、身内を社内に雇い入れた場合には、税務署の目は非常に厳しくなります。身内を雇い入れることで、不当に税金を逃れているんじゃないか、ということです。
その追及をかわすためには、一定の手順を踏んでおく必要があります。その手順は、「愛人手当を経費で落とす」ことで学べるのです。
愛人手当を経費で落とすことができれば、身内への利益供与を経費で落とすことなど、わけなくできるのです。ということで、あまり堅く考えずにお付き合いください。
「愛人への給料」の適正相場は?税務署はココを見る
「愛人手当を経費で落とす方法」は、大まかにいって三つのルートがあります。
一つは、社員(もしくは役員)にする方法です。もう一つは、業務委託をする方法です。最後の一つは、キャバ嬢に情報提供料を払う方法です。
まず社員にする方法からご紹介しましょう。これは、ごく簡単です。キャバ嬢を自社の社員にして、給料という形で愛人手当を支払うのです。
自社の社員であれば、給料を出してもおかしくありませんし、当然のことながら給料は会社の経費として計上することができます。ただし、気を付けなくてはならない点があります。それはーー(※全体7,800字を約1,200字に抜粋・再構成して掲載/メルマガでは「忘れがちな税金還付」「なぜ世襲議員は相続税を払ってないのか?」の各セクションを含む全文をご覧いただけます。残約6,600字)
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